メディアワークス文庫<br> 土方美月の館内日誌 ~失せ物捜しは博物館で~

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メディアワークス文庫
土方美月の館内日誌 ~失せ物捜しは博物館で~

  • 著者名:大平しおり【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048691765

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内容説明

月曜日だけ探偵事務所を開いているという博物館『姫神郷土博物館』。大切なものを失ってしまった人は、不思議とこの博物館に集まるという。 名前負けコンプレックスを持つ従業員・沖田総司もそんな風変わりな博物館の縁に引き寄せられた一人。彼は就職詐欺に遭い、途方に暮れていたところを“名前だけ”で見出され、美人館主に拾われた。 「すべてのものには来歴がある」が口癖の館主・土方美月は、卓越した古物知識と新選組をこよなく愛するちょっと不思議な女性。総司は彼女と奇妙な事件を解くうちに、美月が探偵として失せ物捜しをする理由に気付いていく……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

38
ヘタレ男子と私立博物館の館長の美女。キャラの立ち度合は必要十分(笑)大学卒業直後、就職詐欺にあったことがわかり路頭に迷っていた主人公沖田は、不動産屋でとある住込みのバイトを紹介される。半信半疑で面接に訪れたそこは博物館兼探偵事務所だった。館長の土方美月はそんな沖田を即採用する。「全てのものには来歴がある」いつもそう言う美月は新撰組と古物のマニア、それを知ってか多くの探し物の依頼や事件が舞い込む。気分にムラがあるところが可愛いと慕う沖田だが、美月がふと見せる暗い表情を顧慮していた。美月の来歴とは・・。2017/09/27

ううち

24
遠野物語に絡めて進んでいく、全体的にふわっとした内容のお話でした。神隠しの解釈や、ちょっとした雑学が興味深い。美月さんと沖田くんが現実に向かってしっかり歩みはじめるラストが良かったです。パンザムくんのビジュアルが気になる。2015/09/15

coco夏ko10角

22
思ってたより博物館要素が薄かったなぁ。色々詰め込んでしまってひとつひとつがぼやけてしまった印象。2016/07/14

よしりん

21
この方の作品何冊か読んだことあって面白かったけどこれはイマイチ入り込めなくて途中で脱落しそうになったけどなんとか読了。2021/06/05

サイメロ#

19
土方さんのキャラは私には合わなかったです。古いものをもっと扱ってほしかったです。2016/10/10

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