私、カミンチュの「たまご」なんです。 - 押し掛け旦那は、ワガママな3人の“神様”

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私、カミンチュの「たまご」なんです。 - 押し掛け旦那は、ワガママな3人の“神様”

  • 著者名:とよみ【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥330(本体¥300)
  • インプレスR&D(2015/05発売)
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内容説明

私には、御三方の押し掛け旦那がいるんです。それが実は、神様たちなんです。皆さんもご存知のように、沖縄には民間の巫女「ユタ」とは別に神職の「カミンチュ」(神人)がいます。それまでは「なんくるないさぁ」と、ごく普通に沖縄で暮らしていたのですが、ある日のこと、現在もバリバリ活躍している神人から「あんたは神人だ。あと数年ですごい力がついてくる」と、唐突に言われたんです。
「エッ、わ、わたし、カミンチュになるの?」「そうなんだ。でも、まだ力不足でカミンチュじゃないから『カミンチュのたまご』ってことか」
確かに、それからというもの不可思議な現象が起きるんです。絶大な力を持つ白龍、白猿ハヌマーン、九尾に至らず三尾から成長して四尾になった狐(稲荷)。この神さまたちが時折り私の周りに登場し、アドバイズをしてくれたり、ケーキが食べたいだのご所望なされるのです。それに他の神さまと仲良くしているとスネたりもするんです。
でも、好むと好まざるとに関わらず、神社にお参りに行こうと思えば、そこの神さまから土産の指定まで来る始末。そんな神様たちの中にはオシャレにも気を遣う方もいるんですヨ。
と、いうような修行中のカミンチュの「たまご」と神様たちのドキュメントが本書なんです。

目次

まえがき
第1章:カミンチュのたまご
第2章:旦那様方との出会い
第3章:猿神・はぬまさん
第4章:龍神・白龍パイセン
第5章:稲荷神・後福
第6章:まつゆきさんの帰沖
第7章:琉球八社巡り(前編)
第8章:琉球八社巡り(後編)
第9章:神様に嫁いじゃいました
第10章:沖縄・慰霊の日
あとがき