- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
ランボオ(1854―1891)と中原中也(1907―1937).早熟早世の二人の詩人の個性がぶつかり合って生まれた〈化合物〉とも言うべき訳詩集.中也は自らの詩人としての嗅覚を頼りにランボオの詩を読み解き,いわば無手勝流に見事な〈中也節〉で訳し上げてみせた.本書は小林秀雄訳『地獄の季節』と好一対をなす.(解説=宇佐美斉)
目次
目 次
三笠書房版『ランボオ詩集 《学校時代の詩》』
1
2 天使と子供
3 エルキュルとアケロュス河の戦ひ
4 ジュギュルタ王
5
野田書房版『ランボオ詩集』
初期詩篇
感 動
フォーヌの頭
びつくりした奴等
谷間の睡眠者
食器戸棚
わが放浪
蹲 踞
坐つた奴等
夕べの辞
教会に来る貧乏人
七才の詩人
盗まれた心
ジャンヌ・マリイの手
やさしい姉妹
最初の聖体拝受
酔ひどれ船
虱捜す女
母 音
四行詩
烏
飾 画 篇
静 寂
涙
カシスの川
朝の思ひ
ミシェルとクリスチイヌ
渇の喜劇
恥
若夫婦
忍 耐
永 遠
最も高い塔の歌
彼女は埃及舞妓か?
幸 福
飢餓の祭り
海 景
追 加 篇
孤児等のお年玉
太陽と肉体
オフェリア
首吊人等の踊り
タルチュツフの懲罰
海の泡から生れたヴィナス
ニイナを抑制するものは
音楽堂にて
喜劇・三度の接唇
物 語
冬の思ひ
災 難
シーザーの激怒
キャバレ・ヱールにて
花々しきサアル・ブルツクの捷利
いたづら好きな女
附 録
失はれた毒薬(未発表詩)
後 記
未発表翻訳詩篇
ノート翻訳詩
失はれた毒薬(旧訳)
ソネツト 旧訳
谷の睡眠者
翻訳詩ファイル
(彼の女は帰つた)
ブリュッセル
彼女は舞妓か?
幸 福
黄 金 期
航 海
翻訳草稿詩篇
眩 惑
解 説(宇佐美 斉)
原題一覧
校 注
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lily
keroppi
HANA
里愛乍
藤月はな(灯れ松明の火)