内容説明
コードネーム“定吉七番”――大阪商工会議所秘密会所に所属し、唯一「殺しの許可証」を持つ丁稚。遡ること四半世紀、スイスアルプスのクレバスに消えたはずの定吉が、関西経済圏破壊を目論む悪の結社“NATTO”封殺のため、今蘇る。本家007も恐れをなす(はず?)、爆笑和製スパイアクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
18
大阪商工会議所秘密会所所属の、殺人許可証を持つ丁稚、定吉セブン、四半世紀を経ての復活!オッチャンとなった定吉の復活かと思ったら、若い姿のままの、文字通りの「復活」でした。時代を感じさせるコッテコテすぎる大阪ネタに、少し胸焼けしつつも、懐かしさに興奮しつつ読了。納豆カルト集団NATTOとの熱い戦いを期待しましたが、まだ復活を遂げたばかりの定吉、今回は挨拶程度の活躍しか見れませんでした。次回に期待!2015/04/22
きょん
13
懐かしい~。昔々、ちょっとしたエッチなシーンにどきどきしながら読んでたのを思い出します。21世紀にお仕着せとハンチングで登場とは渋い。続きも出るのかな?2015/04/21
gibbelin
2
あいかわらず薀蓄がいきいきと走ってて楽しくなる。本家より、こっちの映画をみたいなあ。危険なネタが多すぎる?それが大阪人の愛するお笑いってやつでしょ。2015/12/06
namegepo
2
まさかの定吉七番復活!!25年の歳月の流れは時に切なく、しかし根底の「魂」は変わっていなくて安心した。最後が急ぎすぎかなぁ、とも思うんだけど、それも定吉七番の味ということで。あー、続編をみたいぞ!2015/11/17
ぷくらむくら
1
大阪テイストといろいろなパロディが満載な一冊。ストーリーそのものよりも細かい部分が楽しめた一冊でした。2015/07/14