内容説明
「将棋の教科書シリーズ」の第5弾!!
日本将棋連盟が初段までの道のりを強力にサポートする「将棋の教科書シリーズ」。今回のテーマは相振り飛車で、基本的な考え方から中・終盤のポイント、そして菅井流対策まで詳しく解説しています。著者は「相振り革命」シリーズでお馴染みの杉本昌隆七段。「私自身、相振りの固定観念を払拭し、原点に戻って解説した」と言う通り、振り飛車党が慣れている美濃囲いや、金無双での戦い方などを詳しく述べています。相振り飛車を指し始めてみたいという方や、なんとなく指しているけどいつも作戦負けしている、といった方にはぜひとも手にとっていただきたい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
16
杉本師匠の相振り本。 「教科書」を名乗るだけあって、基礎的なことが載ってて、一度は目を通しておきたい本。 後手三間に対して、三筋の歩交換に対しては歩を打たずに、矢倉への組み換えを視野に入れるのが普通だが、金無双→矢倉は強くなるが、美濃→矢倉は必ずしも固くなるものではないらしい。 相手が三間石田流のときは、端攻めがないので端を受けてもいい2022/08/12
check mate
2
相振り飛車は序盤が広すぎるので仕方ないかもしれないけれど、「先手向かい飛車対後手三間飛車(美濃対美濃)」「先手向かい飛車対後手三間飛車(金無双対金無双)」「後手菅井流」という3つの戦型しか解説されていないので、その点はちょっとだけ残念。2013/09/30
kinaba
2
うーん「これにて先手優勢」のどこが優勢かわかりにくい系本。B面攻撃盛り上がっていくのではなくて低い陣形+端/玉頭攻め、と紛れにくい方針に絞って解説してくれているのは勉強になった2013/08/08