内容説明
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基礎理論からしっかり
深部の構造まで徹底詳解!
◎本書の対象読者
本書は、Oracle Databaseのアーキテクチャ(内部構成)について解説した入門書です。本書の内容を理解することで「Oracleの動作の仕組み」を本質的に理解することができます。これからOracleを使用する初心者の方から、実際にシステムの開発や運用管理を行っているDBエンジニアやシステムエンジニアの方を対象としています。
◎深くまで学ぶことが大切
アーキテクチャや動作の仕組みについては、さまざまな書籍やサイトで、概念的な解説や抽象化された解説など、いろいろなレベルのものがありますが、本質的にきちんと理解するためには、そういった概要知識に加えて、具体的で細かい処理内容や実践的な活用方法を学ぶことも必要です。概念と実践の両輪が揃うことで、はじめて仕事で役立つ知識となります。本書ではこの点を大切にし、できるだけ丁寧にアーキテクチャの深部を解説しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koifuna
7
スキーマ、表領域などのOracleの論理的構成要素からデータファイル、SPFileなどの物理的構成要素まで紹介されている本。Oracleについて飛び交う各種専門用語と概念についてふわっと理解するための一冊目としてはオススメ。ただしふわっとした理解なので特に何らかの技術やスキルが身に付く訳ではない。2019/06/03
富士獣
3
Oracle Silverの副読本として購入。暗記すべき項目が網羅的に書かれている資格対策本と比較して、低レイヤの仕組みが丁寧に書かれていて、とても勉強になった。オススメ。2022/06/26
眠れぬ夜に
1
わかりやすく解説されており、読みやすかった。久しぶりに買って良かったと思った本。2019/12/13
Q
0
Oracle Databaseの内部動作を豊富な図で解説してくれる本。丁寧な解説があるのだけれど、頭に入ってこなかったのは自分がSQL式に疎いせいかもしれない。V$LOCKなど特殊なビューを使うと内部動作の統計情報などが得られるのも興味深かった。トランザクションについてはデータベースより低位のファイルシステム層と似たような目的を持っているのではと感じて、データベースとファイルシステムの密結合に思いを馳せたりした。2019/08/27