内容説明
ベサニーは人類学者の父が異国で死亡したという知らせを受けた。生存を信じる彼女は、研究先である砂漠の国ベイラルに向かう。現地に降り立ち、猛禽をうやうやしく運ぶ行列に出合ったとき、そばにつき添う黒マントの美しい男が鋭い視線で彼女を捕らえた。徹底的に獲物を追う★はやぶさ/フアルコン/に似た彼こそがこの国の首長らしい。女一人で父親を捜すのは危険だと彼にさとされるが、それでもなお、ベサニーは自分で見つけだす意志を崩さなかった。すると首長はいきなり顔色を変え、支配欲もあらわに言い放った。「わたしが法律だ。わたしに背くことは許さない!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめもち
6
行方不明になった父を探すために単身砂漠の国に乗り込むヒロイン。目をつけられたヒーローにより軟禁状態に。シークものは強引さが魅力なんだけど話を聞いてくれなさすぎるとただの傲慢野郎になっちゃうんで加減が難しいなあとしみじみ思う。官能的なベリーダンスに対抗して、元選手のヒロインが新体操を披露してヒーローをメロメロにするとこがイチオシ爆笑ポイント。ふつうはベリーダンスにそそられるよね。好みはそれぞれ・・・2016/10/11
くろうさぎ
2
再読。とっても激しいシークもの。2014/10/20
カチ
1
ヒーローが嫌味で見せた官能的なベリーダンスに、元体操選手のヒロインがダンスで対抗。レオタード着てリボン持って、と大真面目なんだけど笑えた~2014/05/17
kina
0
電子書籍で読んだけど、サイトの調子が悪いのか端末のせいかさくさく行かなくて時間かかった!なぜヒロインは砂漠にレオタード持参で行ったのだろう…。医療機器はわかるんだけど。体操の床演技とやらも、見ていて官能を感じたことは無い(感じてはいけないものだと思っていた)のでぶっつけ本番でそういう踊りが出来ることに正直びっくり。あとこの本を読んでいる時に折りよく動画サイトで「飛行機に大量のファルコンを持ち込んだシーク」というのが話題になり、楽しかった。圧倒的な権威を持つヒーロー、かっこよかったです。2017/03/07
Mari
0
★★★★2012/02/02