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内容説明
カントール、ラマヌジャン、ゲーデル――天才的数術師たちのエピソードを交えつつ、無限・矛盾・不完全性など、彼らを駆り立ててきた摩訶不思議な世界を、ユーモア溢れる筆致解き明かす。『数術師伝説』を改題。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
50
再読なのに読んだと云えるか自分でも疑問。数学的センスは欠片もないことは重々自覚してる。でも、中学生の頃から数学…特に幾何学が好き。好きなものは好きなのだ。町中で見かけた美人に一目惚れ。相手にされずとも面影を追いかける。身の程知らずにも程があると重々自覚しつつも惹かれるのは仕方ない。本書の「あとがき」には、数学音痴の吾輩を励ますような言葉が: 2025/09/25
猫丸
14
ヒルベルトの「有限の立場」は論理の算術化を含意した。ロジックを計算に落とすことによって無矛盾を追求する手法そのものが、その企てを崩壊させるゲーデルの痛撃を生み出す。そんな中で計算機の登場はいかなる意味を持つのか。計算機は文字通り計算しかしないという意味で、変な話だが pure math の実行者であるととらえることもできる。思考機械の証明を自然数で表現して自然数論に埋め込むことで、無矛盾の証明の不可能性へ至るゲーデルの構想を忠実に辿るストーリー(たぶん)。おもしろ計算問題が付録に付いている。2021/08/16
ともゑ
9
難しいが数学の不思議さは楽しめる本だと思う。でも、なんだかごちゃごちゃし過ぎてた。不思議の国のアリスめいた章はとっかかりやすくて私は好きだったが、合間に数学者の評伝のような章やら著者による数学の問題やエピソードやら挿入されて話がぶつ切りにされて気が散った。正直言って読みにくかった。2019/04/12
BIN
7
一風変わった数学ものです。常識はずれの数学の天才たちであるカントール、ラマヌジャン、ヒルベルト(比較的普通か)、ゲーデルなどの短い評伝が途中に挟まれていたり、その他は問題を出し合って答えていく変な不思議なアリス的なストーリーになっている。ヒルベルトの有能さがよくわかった。無限や矛盾、自己言及文とかはなかなか難しいです。これで数学の面白さに気づくのは難しいのではないかな。2018/07/04
抹茶塩
6
解説が丁寧なので筆記用具は不要です ただ、ストーリーや登場人物の要素が多く、少し読みづらかったような覚えがあります
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