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内容説明
あの頃のボクらはいつも半勃ちで、チ○チ○をいじるだけの青春だった。でも、ボクらは残尿感を感じる為だけに生まれてきたんじゃないんだ!! 中2の男子が、妄想して創ったメガネ女子と歩むサブカル極め道! その行く末は如何に!? 心の中にお友達を作るタイプの人に捧げる、福満しげゆき版シックスセンスです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
72
作中、はっきりタイトルが出てくるし明らかにファイト・クラブにインスパイヤされて描かれた作品なのは間違いない。それで似たような内容になるどころか福満しげゆきテイストの塊な別物が出てきてしまうのが面白いところ。しかも猛烈に漂う童貞臭。ムチムチの女の子、胸元、太ももを描く描線には執念すら感じる。著者は結婚して子供もいてこのエネルギーを保てるのが不思議。中盤からの展開の捻り、突発的に現れる暴力にも不穏なものがあり予想以上に楽しめた。ぜひ続きを読みたい。2015/04/23
海猫
30
以前の感想には「ぜひ続きを読みたい」って書いたのに放置しちゃったなあ。今回の再チャレンジで最後まで読んでみようと思っている。あらためて読んでも女の子の胸元や太ももの描き込みに気合が入ってる。2019/09/01
烟々羅
14
はじめはストーリが動くこともなく、こんな日常の空想から始まったのか。わたしが掲載誌でみつけたときには、すでに一巻で登場した三人が出そろい、福満さんがエセイじゃなくファンタジーを描いている、新しい挑戦かと驚いていたのだが。この導入ならば納得した。 講談社には、雑誌でみると好きだれど、単行本を買って応援するでもなく流してしまう漫画家がふたりいる。この福満氏と野村宗弘氏だ。絵柄もストーリも地味だけど、読んで安心感があるんだよね。長期的に続いてほしいものです2016/03/27
国木田
10
福満しげゆきの描く部屋がすきだ! ベットとテレビと机と本棚だけの殺風景な純和室。鄙びたムード満点の懐かしい空間。勝手知ったる友人の部屋へ遊びに来たときの様なくつろいだ気分になる。棚の木目やたたみの線やふすまに天井…細部まで丹念に描きこまれた古臭くて居心地のよさそうな感じのこの部屋自体が妄想の中の空間なのでは?という気がしてくる。こんな部屋で日がな一日サディスティック眼鏡少女と無為なやりとりを交わして過ごすというまさに中2的愚かな妄想をこんなにも娯楽として面白くひとつの作品として仕上げる手腕にすげーとなる。2015/04/18
タマキマタ
10
うわー、なんかすごい!最初は、男子の妄想女子師匠による孤独な特訓が毎回繰り広げられるのかな?と思っていましたが、予想を裏切りまさかの展開。これどーなるんだろう。早く続刊が読みたい!2015/04/12