幻冬舎文庫 建売秘密基地 中島家

著者名：太田忠司【著】

幻冬舎（2015/04発売）

• ISBN：9784344401624

内容説明

中堅企業をリストラされ、便利屋を営む中島八郎はある日突然、近所の伊呂波麗容齋の豪壮な居城に呼ばれ、城と八郎の冴えない建て売りを交換するよう迫られる。八郎は「男のロマンと家族の幸福」のため拒否。諍いは、なぜか世界大戦にまで発展した。はちゃめちゃさと面白さで名作『３ＬＤＫ要塞 山崎家』をしのぐ家庭内冒険小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マッピー]

いや、本気で真面目にばかばかしい。（ほめてます）何と壮大な物語であることよ。そしてなんと卑近な物語であることか。ストーリーだけを抜き書きしたってちっとも面白くないから書かないけれど、この作品、女性がみんな強くて素晴らしい。そして中島家最凶の女・阿美（妹）の凶暴さにはもう大笑い。それにしても、時の政権を転覆するために地下に潜り、潜りすぎて明治維新にも気づかなかったという雑賀宗の末裔・伊呂波軍たら、どうなの？情報収集あっての忍びじゃないのですか？バカすぎて泣ける。（笑）

2020/10/05

[kk]

平凡な家庭と忍者の末裔と異星人と超科学と世界征服。このナンセンスな設定ととぼけたバタバタは基本的にkkの好物ですが、今回はちょっとノリが良すぎたような…

2024/03/30

[一珠結]

古本最安値で購入。一気読みしましたが、不完全燃焼です。★★☆☆☆

2015/10/29

[失念YOME]

感想ではなくメモ　読み終わった日は、返却日

2019/02/02

[渡辺]

これがライトノベル！いやライト、ほんと。 プロローグがエピローグの前振りとは凄い構成です。 作者がプロレス好きなのが判りました。

2017/04/27