内容説明
彼なしでは生きていけない。でも彼といると、ひとりのときよりも寂しい。■ゴージャスなペントハウス、男らしくハンサムな夫。ジーク・ブキャナンと結婚して二年、マリアンは幸せだった。だが、ペントハウスのインテリアをデザインしたのが、夫の昔の恋人だと知ったときから幸せに陰りが生まれた。しかもその女性はジークに請われて、彼とともに仕事をしている。夫の元恋人がデザインした家に住むのはいやだ。夫がその女性と一日の多くの時間を共有するのはもっといやだ。ジークに訴えたが、彼はヒステリーだと言って片づけた。彼は妻の心を知りたいとも、妻に自分の心を知ってほしいとも思わない。このまま一緒にいては二人の結婚は本当にだめになってしまう。家を出よう……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
12
Kindle Unlimited 母が亡くなった後、父を助けるために大学に行かず、その後ヒーローと出会ってあっという間に結婚してしまったヒロイン。夫が外に出て働くことや大学に通うことを嫌がったので専業主婦。夫は過去の恋人と仕事での付き合いがあり、もしかしたらそれ以上の関係もあるのかもしれないと疑ってしまう。夫に現状の不満を訴えても、取りあってもらえずいつも有耶無耶。目新しい話ではないが、なかなか面白く読み終えた。2023/04/30
ぽこ
3
専業主婦でいたい人にはベストなヒーローなんだけどな。2016/07/16
てん・ゆう
2
逃げたヒロインの気持ちわかる。けどヒーローの気持ちもわかる。ヒロインの気持ちはまさにタイトル通り。わかってもらってよかったねヒロイン。
キッチンタイマー
1
夫の束縛で籠の鳥になった妻の話。DV一歩手前じゃないかと思うのだけど、こういう思考ってクセになるからなかなか治らない。ヒロインのいう「あなたは私を愛してない」というのは正しい。あなたは自分のことしか愛してない、だねえ。2014/04/24
ぽしょ
1
嫁のことが好きすぎて閉じ込めてたら、逃げられちゃったヒーロー。2011/11/21