内容説明
ああ、彼は私のことをひどい愚か者だと思っている。■一緒に住んでいた兄が結婚するのをきっかけに、看護婦クリスティーナは生活の場をオランダに移そうと決めた。兄の婚約者に邪魔者扱いされて悩んでいたとき、ちょうど仕事を紹介してくれる人がいたのだ。希望に満ちてイギリスからオランダへとやってきたものの、現実はそうそう甘くなかった。院長のドゥアート・タ・ブラントは冷淡で温かみがなく、クリスティーナに対して何かと批判的な態度をとる。「君は美人でもないのに、ずいぶん自分に自信があるんだな」着任するや浴びせられた言葉に、彼女は怒りのあまり青ざめた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
3
ヒロインは年齢のわりにうぶだったなあ。看護師としては優秀なのに。ヒーローはたぶん一目惚れしたんだよね?好みと違う、ひかれてるわけない、とか考えていたけどwヒーローがいつ、ヒロインへの愛を自覚したのかわからなかったな…もっとわからないのはヒーロー弟。無責任なプレイボーイで、なんか兄に恨みでもあるなかしら?NYで痛い目にあってほしい。NY行きはもしやヒーローの陰謀?ラストは素敵でした♪この二人は「ときめきの丘で」にでてくるよね。2013/02/08
くろうさぎ
3
ヒーローの思いやりなのか?残酷なのか?ちょっとよくわからなくてイラっとしました。ただし、ヒーロー弟は本当にろくでなしで、どうかニューヨークで失脚してほしい。2010/06/07
くろうさぎ
2
読んでたら、再読と気づいた。この弟とはぜひ、縁を切って欲しいわ。2012/03/28
ととめ
0
ロンドンで兄と暮らす、生真面目でしっかり者の看護婦地味ヒロイン27歳。兄の結婚を機に、一目惚れしたヒーロー弟の誘いでオランダで働くことに。実力も人望もなく、顔と金と口先勝負のチャラいヒーロー弟にのぼせてるヒロインにヤキモキしてしまった。有能な医師で人望も厚く、ハンサムな資産家で目配り気配りができる素敵ヒーロー37歳。ヒロインの爆弾発言の後も、病院に迷惑をかけないよう手配してから追いかける。社会人の鏡!ラストは互いのメロメロっぷりが伝わってきて好き。ヒロイン兄嫁が地団駄踏むくらい幸せになるんだろうな!2016/07/09