古城のウエディング

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古城のウエディング

  • ISBN:9784596215826

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内容説明

嵐の夜、海の向こうから君主を救うために美しい娘がやってきた。■“アメリカの石油王の娘メリル・ウインターズ嬢、イギリスのジャービス・ラーン卿と結婚か?”世界中の新聞の社交欄をにぎわせた報道の裏には、しかし、驚くべき真実が隠されていた。メリルは友人を助けるためにまとまったお金が必要だったが、結婚しない限り父親の遺産を相続できないと管財人に告げられた。そこで、名目だけの夫を求める新聞広告を出したところ、イギリスの子爵であるジャービスから応募があったのだ。さっそく彼の住む中世さながらの古城を訪れると、メリルはひどく冷淡な応対を受けて戸惑った。それでもメリルはビジネスとしての結婚を申し出たが、どういうわけかジャービスはその話題を嫌悪し、にべもなく彼女にアメリカへ帰れと言い放つのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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★★★☆☆ヒロインはお金持ち特有のワガママはあるけれど、気さくな感じで悪くない。2014/10/06

ぽしょ

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面白いお話でしたが、貧窮してるヒーローがあまりにも哀れで…。もっと合理的な性格だったらいいんだけど、誇り高いから却ってかわいそう。ちょっと見てられなかった感じでした。2012/01/16

こえん

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再読。頑なで自尊心の高いヒーローだけどそれがかえって良い味だしてる。ヒロインも最初は金の力で何でも解決!のお嬢さんに見えるのにきちんと色々考えてるのが分って良い。ヒロインが出資しようとしているデザイナーの男性にヒーローが妬くのが楽しかった。2009/03/19

アクアマリン

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ヒロインが、わがままなお金持ち。ヒーローは、落ちぶれ貴族。アメリカとイギリス、文化も違う。便宜結婚だけど、惹かれ合う二人。でも素直じゃない。ルーシーの作品で、ヒロインがお金持ちのがあったけどこのようなのが好きなのかな。わりと珍しい。2019/01/26

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