内容説明
名前を聞いたことはあるけれど、どんな神様なのか分からない……。日頃けっこうお世話になっているのに、意外に詳しく知らない日本の神様。 「家族が安全に過ごせますように」、「いい人に出会えますように」、「頭が良くなりますように」など、自分の願いを叶えてくれる神様を知ってこそ、願いは叶うというもの。 本書は10万部を突破した『「日本の神様」がよくわかる本』に、神様をより身近に感じていただくためのかわいいイラストがついてパワーアップ。 困ったときに頼りになる神様が一目でわかるご利益、神社ガイドとお参りの作法から、日本人なら知識として絶対知っておきたい象徴的なエピソードまで、日本の神様が楽しく学べる内容が盛りだくさん。 神社参りのハンドブックとして使うもよし、知識として知りたい神様を勉強するもよし。パワースポット好きの若者から、神社巡りを楽しむ年配の方まで、目で見て、読んで楽しい日本人必携のガイドブックです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
28
全国の稲荷神社、稲荷社は三万二千社、名もない小社まで含めれば四万とも五万ともいわれる。その総本社とされるのが京都の伏見稲荷大社で、祭神の稲荷大神がウカノミタマ神とされている。神徳は、五穀豊穣、産業興隆、商売繁盛、家内安全、芸能上達など、願いごとはなんでも可能。 次に八幡神、八幡神のイメージをまとめれば、日本に大陸文化が真っ先に入ってきた北九州に生まれた。武家の守護神となって日本の津々浦々へと浸透し、広く庶民の生活を守護する。本書を辞書代わりに使うにしても、古事記と日本書紀の知識が欠かせないのは確かだ。2019/06/17
れい
6
神武天皇までの家系図(?)も巻末に添付されている。分祀の意味もわかったり、神様によってその性格や得意とするところが違ったりと、わかりやすくイラスト付きで描かれていて、わかりやすかった。幾つかは、実際に参ってみたいと思った。2015/05/04
ココアにんにく
5
「神様の処方箋」のようで分かりやすい。天罰が下りそうな表現ですが…。初詣をより楽しくするために、正月から少しずつ読みました。神様の系譜は記紀の解説本など数冊読んで大筋をなんとか分かっていましたが、本書は神様ごとに書かれているので分かりやすい。またご利益が書かれているのがいいですね(これが読んだ最大の目的かも?)。年に何度も参拝する八坂さんや西宮神社だけでなく、他に紹介された神社もかなり行っていることに気付きました。2017/01/16
鵙屋
2
★★★★☆ やおよろずの神々の中でも、特にお世話になっている神様たちをイラスト付き・ご利益別に紹介。他の神との習合のことなど書いてあってわかりやすかった。どうしてもカタカナが多くて辛い部分はあるが、漢字の意味などの説明があったので入ってきやすかった。2017/05/27
姐御
0
単純で分かりやすく、ここから更に興味を持った部分を深く掘り下げていくことができた。 2016/07/07