内容説明
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4つの基本方程式から、電気・磁気のおりなす多様な現象を導き、量子電磁気学(QED)に至るまでの物理学のすべてをこの一冊で縦貫する。実験事実に基づく古典電磁気学の完成、そして相対論的形式と量子電磁気学に至る流れが、本書を読み通すことによって体系的に理解できる。物理学の真髄を初歩から学ぶ独習書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
嘉村 崇宏
2
扱われているトピックの多い本であるが、その分計算が省かれていたり、それぞれの説明があまり詳しくなかったりする。ところどころ計算ミスなのかある仮定を入れたのかわからない計算もあった。この一冊で独習するのは無理じゃないかな。題名詐欺。電磁気学ないし場の理論の初学者は読むのをやめた方がいいと思う(基本方程式を知れるが、その意味がわからないんじゃないかな)。2016/04/09
農明(ノウミョウ)
0
20年も前に読んでいた学生時の教科書に比べると幅広くかつ深く書かれていることに驚きました。物性の電磁理論も含まれていて読み応えがありました。トピックの上げ方は海外の電磁気学専門書に類似しているように感じました。2019/02/23