内容説明
秋田禎信×田島昭宇 追い求め、跳べ、掴め。開始せよ!ライトノベル界の俊傑が手がけた、SFニンジャアクション巨編!【あらすじ】闇に閉ざされ、法も秩序も無い地下世界。鋼の身体を持つ機械人「ザ・ハンター」は失われた過去の記憶を求めて、終わりない旅を続ける。自分は何処から来て、何処へ向かうのか。そんな彼を含む五人組と、この世界を支配する謎の組織「結社K」との壮絶なる戦いが始まろうとしていた。「闇の五人が求めるは、掴めぬ夢か掴める夢か。此処が終わらぬ夜ならば、夢も果てなく続くだけ……」 SFニンジャアクションが炸裂する超大作!いざ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハル
15
TO文庫、なんていう新装刊の文庫&表紙のイラストから「あー、また新しいラノベレーベルできたのね…」と思っていたらビックリ。最後までギャグがひとっつもない、本気のSFバトルアクションでした(゜o゜; 機械人だけが住む謎の地下世界。失った記憶と自分たちの存在理由を求めて闘う主人公ハンターと仲間達。 世界観とハードボイルド地味た格好良い台詞回しとにグイグイ引きこまれ、500ページを一気に読んでしまいましたが、全体的に重悲しく、爽快感には欠けるかなぁ。戦闘シーンも多い割になんか今ひとつ。2014/11/22
緋莢
7
“ザ・ハンター”が目覚めた場所、そこは「地下世界」だった。鋼の身体を持つ機械人であるザ・ハンターは過去の記憶を求める内に、5人の仲間と出会い、地下世界で暴れる者たちと戦い始める。やがて、彼らは地下世界を支配する謎の組織「結社K」の存在に気づき・・・2015/04/04
金目
7
人間の尊厳の一番ギリギリの所を扱った話。脳一個になっても、人は人たりうるか。SFニンジャアクションって表現はどーかと思うけど、感覚ではなく観測によってのみ表現されるアクションってのは新鮮。登場人物の機械人はみんな欠陥品で失敗作なわけだけど、それを単に機能の不全と判断していたら、人類に待つのは衰退だけだよなぁ、みたいな。ハンターとミラージュの対決がしびれる「まさか卑怯とは言うまいな」「言わん」キャー2013/08/30
とら
3
閉塞された地下世界、そこが試験場でありかつ廃棄場であるというだけで、ストレートに「ああディストピアものか」とは想像がつく。しかし、そこにいるのは機械人。ロボットでもなくサイボーグでもない、あくまでも「機械人」というところが、ミソ。 ラノベ出身の作家だけに、この前提を駆使してのキャラが面白い。 また、そこにミステリイもいろいろ仕掛けてあるので、ノンストップで読める本。2013/07/15
凪人
3
結構サクサク読めました。機械ならではの悩み(?)を抱えながらそれぞれ個性的なメンバで何かを探しを求めさまよっている感じ。友達というより仲間という言葉がしっくりくる6名でした。アクションもあって楽しくよめました。でも続編とかがでて掘り下げていくとすごく深くなりそうです。そして深くなりすぎるとついていけるか不安です。2013/05/13
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