ハーレクイン<br> 家なき子へのプロポーズ

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ハーレクイン
家なき子へのプロポーズ

  • ISBN:9784596130563

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内容説明

花嫁道具など何もない。花嫁自身が、ただの道具なのだから。

天使のような愛らしい外見と才能に恵まれたノエルは、9歳にして天才少女ピアニストとして華々しくデビューした。あれから12年――もう少女ではない彼女は世間から忘れられ、あげく母に全財産を持ち逃げされて、今や貧乏のどん底にある。そこへ現れたのが、母の元愛人の息子だというイーサン・グレイ。家庭を顧みなかった父親に復讐するため、妻になってくれと彼は言う。父の愛人だった女の娘なら、復讐の道具としてうってつけだと。住む家もなく、コーヒー1杯買うお金もなく、ピアノしか知らない、少女のまま大人になったようなノエルに、選択肢はなかった。恋をしたことすらないまま、彼女は見ず知らずの富豪の妻になった。

■影武者が何人もいて代わる代わる執筆しているのでは? と思わせるほど、バラエティに富んだ設定を書く作家は過去にも多くいますが、メイシー・イエーツもそんな期待をさせる若手作家の1人です。無力なヒロインが非情な実業家の心を愛で満たす、奇跡のロマンスです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森のウサ子さん

1
電子書籍にて。契約結婚もの。うーむ。ハーレクインによくある、一目惚れで、さらにお互い肉体的魅力に囚われるも我慢我慢、、、でも我慢できなくてやっちゃいました☆っていう、なかなか日本人には共感しづらいお話でした。ヒロインがヒーローの肉体に欲望を感じるって一番日本人とは程遠い感覚よね。ヒロインの母親がヒーローの仇敵で、さらにヒロインが母親に具体的に何をされて窮地に陥りその母親が今どうしておるのかというのがふんわりなのでちょっとストレス。(いや、財産を持ち逃げしたのはわかってますけど。なんでそうなった) 2017/06/20

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