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内容説明
イエスと言わない顧客、企画を通さない上司、サボる部下、家事をしない夫…彼らを変える「言い方」「ふるまい方」とは?元衆議院議員でもある精神科医が「対人関係療法」の見地から明かす、「人を動かす」スゴイ方法!序章「人を動かす」って、どういうこと?1章「敵・味方」の関係に陥らないコツ2章「安心させること」で、相手の言動は変わる3章 お互いに気持よく動ける「大目標」の見つけ方4章 「困った状況」をなんとかしたい!5章 どうする?「それでも動いてくれない人」6章 多くの人を「巻き込む」方法【著者紹介】水島広子。精神科医。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
20
★★★★★相手の言動に困っているときや、何か協力してほしいとき、脅したり批判したりして相手を変えようとすると、それは支配になってしまう。相手を変えるのではなく、相手の人格や意向を尊重しつつ行動を変えてもらい、よりよい人間関係を維持する方法が書かれている。状況別の具体的な伝え方例が豊富に取り上げられており、使いやすい。自分も相手も尊重しつつ、よりよい関係.環境を作っていこうと、気持ちを新たにした。2021/02/07
烟々羅
16
わたし自身も勉強になったし、自分は仕事のなかでは理でものをいい理で動かされる人間だが、仕事に携わる・携わらないの判断は情で動いたし、プライベートは情の人間なんだと理解して驚いた(p,72) また、この本を購入するほど困っている相手については、「ほめるとおべっかの違い」(p,102) を差し出して溜飲を下げたくなる。 だがナチュラルな状態や初対面からのひとの動かしかたであって、ある程度にこじれて、相手から敵認定され、互いに離れることもできないと、この先は和解の技法になるから、この本には述べられていない2015/01/25
左端の美人
15
「その人を変える」ではなく「その行動を変えてもらう」。対立構造を避ける。相手の領域を尊重しつつ、『お願い』する。自分の大目標を明確にする。小目標は相手に委ねる。相手がどうしても変わってくれない場合は事態を変えてみる。参考になりました!2016/04/23
毛利武良
13
☆☆☆☆ 読み易い。分かり易い。頭では分かっていても、その時々に適切な対応をするのは難しいし、相手によっては更に難しいことがある。そんな経験が多い人程役に立つ。時々読み返す価値がある。2014/11/14
MOCCO
8
★★★☆☆:一時期、読み漁ったので、水島さんの本を読むのは13冊目らしいです(笑)というわけで、久しぶりの水島さんではありますが、おおよその内容は「知っている」ものが多かった。でも、人間関係に関して「知って」いるだけじゃ、だめなんだよね・・・。と、再度見直すきっかけになりました。この本に書いてあるような、大人の対応ができる女性になりたいです。2014/07/10