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内容説明
ひとつひとつの断片を集めた先に待つものは――…。 犯人の倉井を確保する狡噛達だったが、殺人を行っているのは別の人物だと言う事が判明。三係の面々は、事件解決の鍵が『養護特別企画』にあることを突き止めるが――……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
56
猟犬を放っておいて法定速度で廊下を走る咬噛(笑)飼い主が突然、いなくなったらパニックになるわ!和久さんは『踊る大捜査線』の室井さんみたいに冷静なようでいて人情味あふれる熱血漢なのか、腹に一物隠した人か、分からなくなってきました。ギノさん達と歓談する青柳さんや「チュンビーム」を放つ上月君の姿を見たらほのぼのしつつもその後のことを知る身には切なくてたまらなくなります。カッサンドラもこんな気持ちだったのかしら・・・。「あかい花」って言ったら高潔な狂人の論理を描いたガルシンの『紅い花』しか思い浮かばないな・・・。2015/04/17
シ也
44
劇場版を思い出し、若い狡噛監視官に染々。何だか悲しい気持ちすら抱く。そして青柳監視官が出ててもうわーっっ!」と叫びそうになった。大人の色気って感じも含めて好きなキャラだったから、過去編とは言え活躍しているのは嬉しい。人工臓器の一連の事件も進展し、さらには謎の毒殺事件まで発生(トリックの予想出来る人にはすぐ出来るかも)。事件も大きな広がりを見せ、3巻が楽しみ。今更ながら初回特典のCDで鳥居のcvははやみんなのか。うーん... 欲しいぞ(-_-;)2015/10/04
絹恵
34
懐かしい、と思うことが既に彼らを過去として扱っていることなのだと自分自身のなかで解ったとき、言いようのない寂しさを感じました。でもどこまで遡っても良くも悪くも狡噛は変わらず、それは槙島先生と出逢うより以前から、彼が答えのない世界に溺れていたことになるのかもしれません。信じたものが"本物"になるから厄介で、しかしそれで救われる人もいます。2015/04/25
サケ太
15
サイコパス世界での日本で、歪んだ事情でつくられた特別地区。そこで起こった謎の事件。やはり面白い。執行官たちの麻雀シーンは小説でも読んだが、和む。若い狡噛はいいなぁ。2015/04/12
オキアミ
12
人工臓器の話の続き。登場人物が増えてきて内容が複雑化した印象、読むのに少し苦労した…。所々でパスタが出てくるのはすごく嫌な予感がする。巻末のプロフィールは良かった。東京都ネオ多摩市、すごそう。2024/03/27