光文社新書<br> 低予算でもなぜ強い?~湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地~

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光文社新書
低予算でもなぜ強い?~湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地~

  • 著者名:戸塚啓
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2015/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334038496

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内容説明

キーワードは、勝利>資本。親会社ナシ、低予算、経営危機経験アリ――10年連続J2常連だった湘南ベルマーレが完全復活した、たったひとつのセオリー。それは「クラブ作りにお金だけではできない!」ということ。チーム関係者への徹底取材をもとに、Jリーグが誇るべき「中小企業」の15年間の奮闘をスポーツライターが丹念に追ったビジネス・ノンフィクション。かつてサッカーが大好きだったあなたへ送るサッカーと情熱の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

23
大資本のバックアップもなく、多くのプロスポーツがひしめく神奈川県で、湘南ベルマーレがどういった方向を向いて、どんなことをやろうとしているのか、会長の真壁氏、社長の大倉氏、監督の曹貴哉氏、TDの田村氏、営業部長の坂本氏など湘南に関わる人々の様々な視点から、その思いを熱く語った1冊。湘南のサッカー自体の説明は概念的なものですが、全体で同じ方向を向いて、同じコンセプトで動くことの大切さや、ロジカルだけでなくパッションも大事にしていく姿勢など、頑張って欲しい、応援したいと思える感じるところの多かった一冊でした。 2015/04/09

ふろんた

22
実は1年だけ後援会に入会したことのあるベルマーレ。予算規模はJ1では、最下層。大企業のバックアップもなければ自治体の規模も大きくない。県内にライバルチームも多いので、急に大きな支援が舞い込んでくることも考えにくい。だが、経営規模で劣っても決して諦めず走り続ける湘南スタイルがここにある。川崎とは全く異なる戦術なので、対戦は楽しみだ。ところで、ららぽーとが平塚にできるのを本書ではじめて知った。間違いなく観戦時の駐車場として使われちゃうから、それが営業妨害になるのか相乗効果を生み出せるのかの手腕が問われる。2015/06/23

ばんだねいっぺい

21
このまんま経営も湘南スタイルで駆け抜けていってほしい。2016/08/25

kawa

16
松本山雅のJ1昇格ドキュメントの次がこちら。地域総合型スポーツクラブを目指すベルマーレの理念や経営周りがテーマ。チームを思い、あえてシーズンチケットを買わず割高な当日券で入場するファン、チームの宝、ドラマだなと思う。でも本書では、今日の岡山戦で活躍した松本のパウリーニョが、何故ベルマーレを出たのかは良く解らないな(関係ないか…)。まあ、今日久々に山雅戦のTV中継を見たけれどそれ程ときめかなかった。やはり、山雅とベルマーレ戦の生を見に行くベキだろうな。面白い本、でも当たり前だが本当のところは届かない。2016/10/08

文章で飯を食う

16
久しぶりに熱い本を読んだ。登場人物が、みな熱い。勝ち負けだけで無く負けても面白いサッカーを目指す。だが、負けて良いわけでは無い。ファンに喜んでもらうために、最後の最後まで走り続ける。経営面や組織論として面白かった。今度は戦術面の解説書が読みたいな。2016/03/21

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