内容説明
娯楽を人に求めずして自然に求めよ。軽井沢のスローガンに初期の避暑客だった外国人の考え方が色濃く出ている。明治19年宣教師の来訪で幕をあけ、尾崎行雄が恋をし、堤康次郎が巨富を築き、明仁皇太子が思い出を作った。近代化と国際化の縮図だった軽井沢で、華麗な近現代の主人公たちが綾なす歴史を発掘。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
筑紫の國造
6
日本屈指の避暑地として有名な、軽井沢の通史。明治期に外国人宣教師たちが開いた冷涼なリゾートがいかに発展し、変化してきたかを時代の流れと絡めながら叙述する。一読して、著者が非常に膨大な文献にあたり、多くの証言者に話を聞いたかがわかる労作。単に事実を追った通史ではなく、時代時代の風潮と関連づけながら丁寧に歴史を追っている。著者が取材している最中は、まだギリギリ「昔の軽井沢」を覚えている人がいたのも良かった。ただ、史料を探す過程の記述が少し細かすぎる気もする。2026/07/30
tecchan
1
25年以上前に書かれた作品。軽井沢の歴史を掘り起こした貴重なノンフィクション。明治時代の外国人の避暑地から政財界エリ-ト達の避暑地、そして観光地、リゾート地へ。様々な舞台、物語を綴り、軽井沢の魅力を描く。2018/07/29




