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内容説明
目覚めると,そこは22世紀のロンドン――緑したたり,水は澄み,革命ののち人々が選びとった「仕事が喜びで,喜びが仕事になっているくらし」に,驚き戸惑いつつ触れてゆく「わたし」.社会主義者にして美術工芸家モリス(1834―96)のあらゆる実践と批判,理想と希望が紡ぎ出す物語.清新な訳文に,豊富な訳注を付す.(新訳)
目次
目 次
地図1 ハマスミスから大英博物館への道
地図2 テムズ川をさかのぼる
第一章 議論とベッド
第二章 朝の水浴
第三章 ゲストハウスとそこでの朝食
第四章 途中の市場
第五章 路上の子どもたち
第六章 買い物を少々
第七章 トラファルガー広場
第八章 一人の年老いた友
第九章 恋愛について
第十章 質疑応答
第十一章 政府について
第十二章 くらしのとりきめについて
第十三章 政治について
第十四章 事はどのように処理されているか
第十五章 コミュニズム社会には労働意欲をうながすものが欠けているか
第十六章 ブルームズベリー市場のホールでの午餐
第十七章 変化のいきさつ
第十八章 新しいくらしのはじまり
第十九章 ハマスミスまでの帰り道
第二十章 ハマスミス・ゲストハウスふたたび
第二十一章 テムズ川をさかのぼる
第二十二章 ハンプトン・コートと過去の賛美者
第二十三章 ラニミードの早朝
第二十四章 テムズ川をさかのぼる──二日目
第二十五章 テムズ川の三日目
第二十六章 頑固な拒絶者たち
第二十七章 上 流
第二十八章 小さな川
第二十九章 テムズ川上流の休息所
第三十章 旅の終わり
第三十一章 新しい人たちのなかの一軒の古家
第三十二章 宴のはじまり──終わりに
訳者解説──未だない〈どこにもない場所〉からのしらせ
ウィリアム・モリス略年譜
訳 注
感想・レビュー
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きりこ
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