角川文庫<br> 鉛の法廷

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角川文庫
鉛の法廷

  • 著者名:西村寿行【著者】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • KADOKAWA(2015/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041407639

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内容説明

安原耕平を生き仏と崇め、乱れた愛欲で三千万人の団員を支配する宣撫教団。彼らはまた政党を組織し日本を暗黒政治に貶めようとする邪悪の集団だ。超豪華クルーザー〈北星号〉の船室では鷹見玲子と憂国の謎の老師の手で闇の法廷が開かれ、宣撫教団潰滅の鉄鎚を下した。闇の法廷VS宣撫教。「法が無力ならオレが裁く。テメエら鉛を抱いて深海に沈め!」 国中を戦乱に巻き込むバイオレンス巨篇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさっち

15
法廷シリーズ第二弾。「闇の法廷」に強力な支援者が現れ、政治家、警察、自衛隊にまで食い込んでいる教団組織との対決で、前作よりもかなりスケールアップ。戦闘機の空中戦にまで発展し、もはや戦争状態で読み応えありました。シリーズとしては第三弾になる「人類法廷」、登場人物が変わり話も続くわけじゃなさそうなので、ちょっと検討中。2015/03/08

屋根裏部屋のふくろう🦉

6
政治と新興宗教団が結びついているところなどは、どこの宗教団体をモデルにしているのか察しがついてしまう。「必殺仕掛人」「必殺仕置人」が人気を博していた頃、このような「闇の処刑」的な裏の裁き=処刑人が痛快無比な存在として映ったことを覚えている。ちなみに闇法廷からクーデターへと一気に展開する。例によって権力欲と(常軌を逸した)肉欲にドロドロにまみれた男女がハレンチな痴態を繰り広げて花を添える。2018/10/13

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