内容説明
老後のお金、どうしよう? 家計見直しのポイントがやさしく学べるマネー本。50代、そろそろ気になる老後のこと。「退職金、一番おトクなもらい方は」「年金、結局いくらもらえる?」「孫の教育費はジイバア負担?」……大手企業を定年する大吉と妻が、人生の節目で必要なお金の悩みに直面していく。「日経ヴェリタス」好評連載がバージョンアップして一冊に。大吉一家をモデルケースに、最新マネー事情や家計見直しポイントがわかりやすく学べ、定年世代も、そのジュニア世代も必読!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
29
年金を詳しく知っていようと知っていまいと、考えると不安になる人が殆どでないか。またより一層知ろうと思えば、とてつもない知識を要求される。今の自分は日本へ移住することは考えていないので、参考程度もしくはストーリーをおもしろく読む程度に読み進めた。いやーシリアスな日本の老後。また30代の夫婦3割が寝室を別にしているというデータはショックであり脱サラ起業で5年後に生き残っているのは僅か5%。もし日本に戻るなら知識もないのでファイナンシャルプランナーに相談した方がよさそうだ。2019/01/28
yamakujira
6
「退職後に読んでおきたいマネー読本」という副題の通り、定年に伴って必要な手続きとか注意点、さらには相続や介護に関わる金銭的なアドバイスがいろいろ。数字の羅列に陥りそうな内容を、架空の家族による物語にしてあるので読みやすいけれど、設定が一部上場企業に勤める親子だし、自己本位な考えが目立つから親しみは湧かない。比較的恵まれた彼らでも不安を感じるくらいだから、自分の未来を想像すると暗然とする。世代間の不公平を強く感じるとともに、長生きはしたくないものだと痛感した。 (★★☆☆☆)2016/11/13
dzuka
3
15年度ほど前に「日経ヴェリタス」に連載された定年後の暮らしについての「お金」の大問題をシュートストーリー仕立てで解説してくれている。 その実は2000万円問題どころではないが、制度を説明されればされるほどその複雑怪奇さと、いびつさ感じざるをえなかった。 そのいびつな制度が現時点でも維持されており、労働人口の問題に拍車をかけ続けている現状に悲しくなった。 また、あとがきにもあるが、年金や健康保険制度の勝手な運用変更もそうだが、結局国が信用できない。それでは皆自分で身を守るしかなく支出は増えるわけがない。 2024/04/13
マーク
3
23 今ひとつかな。保険より早期発見。相続時精算課税書類?2017/11/15
manzu
2
かなり勉強になりました。でも、年金・税金、難しいなー2018/12/11
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