内容説明
『スク-ルガ-ル・コンプレックス』で一躍人気カメラマンの地位を獲得した写真家・青山裕企。その世界観や作品に込められた思いをメイキングや写真作品とともに解説。ライフワークであるガールズフォトの撮り方を、企画立案から、ロケハン、モデル選び、カメラ選び、レンズ選び、照明、画像補正、出力までフローを追いかけながら紹介。実際の仕事のメイキングや展覧会の開催フローなども盛り込み、仕事のダイナミズムも体感できる一冊となっています。
目次
はじめに/Lesson01[テーマを決める]誰を、どこで、どんな風に撮りたいのか/Lesson02[どんな風に撮る]撮影前に考えておくべきこと/Lesson03[どこで撮る]場所や機材を選んでみる/Lesson04[誰を撮る]モデルや衣装を選び、パーツの見方を学ぶ/Lesson05[雰囲気づくり~とらえ方]視点・コミュニケーション・距離感・光を、意識しながら撮る/Lesson06[ガールズフォトの撮影後]撮影後のセレクトや補正、写真集についての話/Special Photo Book Start! ミニ写真集大公開/History[青山裕企のつくり方]/あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
5
女性の可愛さ、綺麗さをカメラに残すコツ。パーツの撮り方が上手だなぁと。2013/04/04
リッキーまち子
3
元々、青山はあざとい、媚びた、白々しい写真ばかり撮っている商業写真家だと感じており、氏の写真には些かの興味もなかった。本書に書かれている技法に関しても全く月並みで、昨年出版されたブルータスの写真術特集の方が遥かに情報量が多いといえる。ただ、思っていたより悪くない写真が何点かはあったのと、写真家としてのルーツの部分に触れていたところで最低限読めた。2000円は高い。2013/02/13
白瀬環
0
ただ技術面だけにフォーカスするわけではなく、ポートレート撮影の一連の流れを理解するにはよい教科書ではないか 雑誌グラビアのメイキングなども実際の現場での応用がききそう2016/12/21
酒井ちゆき
0
モデルとのコミュニケーションの撮り方についてはいままで読んだどの写真本より参考になった、かもしれない。2015/01/23
Happy Like a Honeybee
0
モデル選びの基準は二の腕。登場する女性たちが微笑ましい2014/01/25