目次
第1章 老骨に鞭打って
第2章 それまでの生き方―左脳の世界
第3章 新しい世界
第4章 苦痛と達成感のはざまで
第5章 麻山慎吾館長の神技
第6章 武術空手へ
第7章 本部直轄東京道場
第8章 武術空手の深層を探る
第9章 武術空手と右脳
第10章 武術の究極は愛である
著者等紹介
大坪英臣[オオツボヒデオミ]
1943(昭和18)年栃木県宇都宮市生まれ。東京大学工学部船舶工学科卒業後、講師、助教授を経て工学部教授。現在東京大学名誉教授。船舶工学の世界的権威として数多くの論文を発表し、「有限要素法」という新しい構造解析法の基礎の確立および開発に貢献。日本造船学会会長、日本計算工学会会長、船舶・海洋構造物国際会議議長、日本学術会議会員を歴任。真義館本部直轄東京道場責任者。真義館弐段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろ☆
18
東大の先生が、65歳の定年後に新しく、打ち込めるものとして、選んだのが、初・空手。しかも、フルコンタクト。まず、その姿勢に年は関係ないんだなって思う。 フルコンタクト空手から武術空手に移り、支部長になる。タイミングと良い師匠に恵まれたのもあるけど、一つを極めた人は、他をやっても、応用が利くんだろうなと。2016/08/17
やま
0
著者が武術としての空手に開眼した経緯を中心に書かれた本。技術論や稽古法について具体的な記述はないが、興味を引かれる点は多々あった。2016/11/25
宮本篤志
0
面白かったです!結局全ての究極は愛。わからない人には全くわからないと思いますが、私にはわかる気がします。人間は頭を使いすぎて生きてきて、しかし、頭を使いすぎても救われないということだと思います。心を使う。心を使うとは、自と他が同じものだと思うことです。なんか書いててよくわからなくなってきましたが、愛は全て究極です!自分だけ得しようと思わずに、身を捨ててこそ浮かぶせもあり、の心境で己を捨てたところにこそ真理があるような気がします。己を捨てるとは?自分のためではなく人のために生きるということ。奉仕の精神です。2016/11/16
mat
0
右脳を使った時の不思議な効果の謎を解く参考になるかも!2016/03/30