内容説明
世界中には、実に多くの不思議な形をし、奇妙な生態をもった植物が存在しています。虫を食べる植物のハエトリソウ、蜂に擬態するオフリス、雪を溶かすザゼンソウ、ヒマラヤのセーター植物、石に擬態するリトープスなど、なぜそんな形や生態をしているのか興味を持たずにいられません。本書では食虫植物愛好家・作家の木谷美咲が様々な観点から90種類以上の植物(食虫植物、寄生植物、温室植物、アリ植物、多肉植物)をセレクトし、発見の由来、栽培の歴史などのエピソード、形・生態の魅力を愛情と感嘆をもって解説。イラストレーター・横山拓彦氏による緻密なイラストとともに紹介します。
目次
レア度1
レア度2
レア度3
おわりに
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Lwsika
14
表紙のリトープスやレア度1に載っている植物をいくつか以前に育てていたのですが度重なる引っ越しによる環境の変化の中でみな枯れてしまったので、懐かしくて手に取りました。レア度も3になるとほぼ知らないものばかり。個人的にはやたらとグロテスクさが強調された絵よりも写真にしてほしかったです。実物はもっと愛らしいのに残念。気になった植物は画像検索しながら読みました。2014/12/29
ふろんた2.0
13
植物なのに生物であるかのような不思議な植物。博士と少年のゆるい会話じゃなくて、普通の解説のほうがよかったなあ。2017/05/02
たくのみ
8
寄生獣梨というケンポナシ、バンザイ人形のヤッコソウ、迷宮植物ゲンリセア…キモ可愛くて、妖しい魅力がいっぱい。イラストと薀蓄と科学的な視点が楽しい「博士と助手」の会話。私の好きたな、森博嗣さんの「博士質問があります」を思い出します。写真では絶対に表現てぎない食虫植物、寄生植物、多肉植物の魅力。植生や食性の特異さは、毒々しいイラストでこそ伝わって来る。動物を取り込んで食べてしまう植物もこんなにいたんですね。地球は不思議プランツ(植物)の不思議ブラネッツだったのです。2015/05/16
クドアンヌ
1
写真じゃなくてイラストだけど知らない植物がたくさんある。後からネット検索するのもそれはそれで楽しい。植物が好きな人は前半より後半の方がきっと楽しい。オーストラリアは山火事多いのに消火活動しないのは自然保護ってどういうこと?とぼんやりとした疑問があったが、そんな条件で実が開くなんて?!などと面白かった。最近出版された本ならAIによる偽情報の可能性を疑わなければならないような植物がたくさんなのだが、本書はそこそこ古く、AI未発達の頃のものなので安心して読める。2026/06/02
ぽけっとももんが
1
摩訶不思議な植物たち。イラストなので、ちらりと見た息子は「空想の植物だろう」と。よりによってモンキーオーキッドだったからな。いやいや、実在だって。イラストゆえに、その植物の特徴が強調されていてわかりやすく面白い反面、その本当の姿を、花や実や、枯れたところを、写真で見たいとも思う。ヌスビトハギは、このあたりで草むらに踏み込むともれなく足についてきます。2014/11/04
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