内容説明
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食事、トイレ、着替えなどの基本動作から、文字を書く、本を読むなどの学習、スキップ、縄とび、ぬり絵などの遊びまで、不器用さのある子どもの生活動作の指導法をイラストでわかりやすく解説。2歳から小学校低学年を対象に、発達過程ごとの「できない原因」を、1両手がうまく使えない2感覚の未発達3力のコントロールが苦手4ものをみる力が弱い5身体イメージがとらえにくい、の5つに類型化し、原因に応じたスキルの獲得方法を提示。日常的にできるやり方で、子どもの「できた!」を増やす可能性を高める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
12
この本は分かりやすいし、とても参考になる。その子の発達が今どの段階なのか、次の目標をどこに置くのか考える時、その都度読み直したいと思う。思えば週に1回は、箸を教えてほしいって相談受けるもんなぁ。まだその段階じゃないのに。しかも母も正しく持ててなかったりするし。今必要なことは何なのか、母と子の進むべき道を上手に整理できる支援者でありたい。2013/12/01
ハルキゲニア
10
様々な生活動作(顔を洗う、うがいをするなど)について、できない原因別にどういう練習をすればいいのかが書かれています。とても分かりやすくて、練習の方法もすぐに取り入れられそうです。図書館で借りて読みましたが、購入して手元に置いておこうと思います。2024/01/13
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
7
子供の生活動作77について細かなアプローチ方法が書いてあります。出来ないには訳があり、前段階を順序だてて一つ一つクリアしていく事が必要だと。療育での先生方のアプローチだなぁととても身にしみる内容でした。手元に欲しい一冊です。2016/01/16
RingWondeRing
7
何かができないのは、その前の段階の何かができてないからなんだな。だから、できないことの繰返し練習をひたすら押し付けてもダメ。子供に「できない」「つらい」「楽しくない」体験を繰り返し刷り込んでるだけになってしまうんだなあ。逆上がりの居残りを思い出します。。。それよりも、ちゃんと前段階に戻って積み上げ直す。ニガテがあってどうしてもできないなら仕組みで解決する。楽しんで取り組めるよう練習を工夫する。これは生活動作に限らず、だなあ。本人に我慢させて負担かけて無理矢理させる仕組みよりも、好きになってもらう工夫を。2015/08/07
YUKA
5
具体例が詳しく書かれているのでわかりやすい。 しっかり読んで仕事や子育てに生かしたい! 2023/08/29
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