内容説明
モルガナはロサンゼルスで父に会うため、ブラジルを飛び立った。だが間もなく機体は旋回し、アンデスの山中へと向かい始める。搭乗機がハイジャックされてしまったのだ。やがて飛行機は山あいの小さな高原に着陸し、なぜかモルガナだけが先に降ろされ、谷間の館へ連れていかれた。そして館の広間に通された彼女を迎えたのは―ルイス!モルガナは呆然とした。まさか彼が首謀者だったなんて。リオの大使館のパーティで、彼と初めて会った夜の記憶が甦る。ダンスフロアでつかの間、官能的に舞った、甘く切ないあの夜…。物思いに沈む彼女の耳に、驚くべきルイスの告白が届けられた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
3
家事手伝いモルガナと、反政府勢力指導者ルイス。 友人家族からリオに招かれ、大使館のパーティーでリオに出会う。 アメリカに滞在中の父の元へ、リオから飛び立った飛行機がハイジャックされ、モルガナだけが連れ去られる。 ちょっと、陳腐過ぎて盛り上がりに欠け、叔父&リカルドとか、もう少し捻りが欲しかった。2019/05/03
kyara
1
ああ…古い感じ。2014/05/20
akiyuki_1717
0
アンさんの初期の作品ということですが、本当にいつの時代なのって感じで、今翻訳して出版する必要があるのかと疑問でした。当時はそれなりに楽しめたでしょうが、携帯もなければ、旅客機に無線しか所在を知らせる機能がないなんて、その上一週間も発見されることも無いって、考えられないんですけど…新人の発掘が上手くいかないんですかねぇ。ハーレーは基本今の時代のロマンスを読みきるコンセプトであったはず、ヒストリカルでもないのに、中途半端すぎた。2014/06/13