角川学芸出版単行本<br> パリの皇族モダニズム 領収書が明かす生活と経済感覚

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角川学芸出版単行本
パリの皇族モダニズム 領収書が明かす生活と経済感覚

  • 著者名:青木淳子【著者】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • KADOKAWA(2015/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046533302

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内容説明

パリ滞在中の平均支出月額約1万2940円--当時の一般勤労家庭の142倍の生活費を使い、皇族はどのような生活を送っていたのか? 新史料から見えてきた、皇室外遊の様子と文化的意義を多くの写真と共に紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

32
アール・デコの館「東京都庭園美術館」の元の持ち主は皇族の朝香宮様。この朝香宮夫妻(奥様は明治天皇の娘)が大正時代にパリで2年間生活されてた間の史料(領収書の束)をファッション文化史の学者が分析。切り口がユニークな皇族研究。華やかな貴族の世界。当時の庶民の生活費のおよそ142倍!のお買い物! 国の税金で豪遊かよとも思わんでもないが、朝香宮夫婦ったらオシャレでカワイイので許そう。パリでセンス磨いたおかげでいい館作ってくれたし。2017/04/30

若黎

6
図書館本。 戦前の皇族は遊学、留学などて夫妻そろって長期滞在もしてるけど、今はそうもいかない世の中ですねえ。。。 まあ、経済的にも制度的にも違うから、しょうがないか。2023/07/15

timeturner

5
朝香宮夫妻のパリ滞在3年間の領収書があれば凄く面白い本が書けそうなものだけど、学者の手にかかると中途半端な報告書になる。研究の途中でお世話になった義理もあってか皇族寄りの書き方になってはいるけれど、結局は一般家庭の142倍もの生活費をつかって夫婦で《遊学》してたんだよねという感想が残った。2015/11/15

Pamina

1
2020/06/18

ぽん

1
 パリでの朝香宮夫妻の莫大な金額の出費を、浪費や放蕩ととらえるのは間違いだろう。欧米諸国の文化や日本より進んだ文明、世界の公式な場でのマナーなどを身に付け、それを日本に持ち帰って伝えることが大事な使命だったのだから。2015/07/05

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