内容説明
神宮前情報社のアンナ、ヨーコ、ノアのもとに「ウドブノ」が転がり込んだ。これを日本に持ち込ませたのはヤクザの白瀬たち。元々の所有者であるロシアの組織は取引の不具合を怒り、チョルト=暗殺者を送り込んできた。一方で、元警官で絵図師の津屋崎は、アンナたちにウドブノを白瀬に売れば5000万円になると持ち掛ける。簡単ではないし、勝ち目も薄い。騙し騙され、二転三転するウドブノ争奪戦。もう誰も後には引けない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
外道皇帝
10
ハーフの女子3人でやっている神宮前情報社のヨーコが飲んだら願い事がかなうというウドブノを死にかけの外人から渡された。しかし、それは日本のヤクザとロシアンマフィアの取引のブツだったことから三つ巴のとんでもない争奪戦が繰り広げられる。危機また危機の連続で一気読み。ウドブノに隠されたマネーロンダリングの手口が素晴らしい。ヒキタクニオはハズレがないから安心して読める。2015/05/17
キムチ猫屋
6
久しぶりのヒキタさん、なかなか面白かったです。強い女の子、カッコいいよねー(*^^*)願い事、私だったらどうするかなぁ 2018/07/29
ぐずぐず
2
ちょっと雑。もっと上手い作家だった筈なんだけど。2016/02/13
ムカイジュン
1
タイトルが特殊すぎて内容が全くわからないまま、この作家が好きなのと作品として新しいという2点で読んでみました。結果正解でした。スピード感のある場面展開、個性的なキャラクター。エンタテイメント作品としてのめりこんで読めますよ。2016/05/25
サビトラミケ
1
いつも通りよかった。ちょと物足りない気もするが。続編あってもいいな。2015/09/30