- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
わずか0.5ミリの侍が50匹入っているという新製品の電気カミソリ。舞踏会に出席する坊ちゃまのために、じいやが買ってきたものだ。しかし、1匹の侍の腕が未熟で剃り残しが生じ、その侍が恥ずかしさのあまり逃げ出してしまい…!? (「ヒゲソリ武士道」) 吉田戦車が紡ぎ出す不思議な「機械」ワールド。タイトルに偽りなく、それぞれの機械が使命を全うすべく「一生懸命」働きます。あまりの健気さに感動すら覚える、オムニバス形式ギャグ漫画、第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
8
圧力鍋のフタの「徳次郎」電動歯ブラシの「白い歯」証明写真機の「フォト三郎」機械たちを擬人化したシリーズで、相変わらずのすごい視点と吉田戦車さん世界のブレなさを保ちつつ、じーんとする話が多くて他のシリーズとは違う感動が♡ああ、ホルモンちゃんの亮っくんに号泣しつつ読んでほしい。2013/11/11
とんかつラバー
7
今でこそAIが身近になってきているが、炊飯器やエアコンが意思をもったらどうなるかを吉田戦車テイストで描く。自らの職務に懸命な圧力鍋やリリーフ君に対し、任務を遂行するためなら人間を傷つける事も厭わないチャイムやめっちゃ怖い改札機などロボット三原則など知ったこっちゃない個性的な機械たちがラブ。2022/06/05
kj54
3
機械たちのいじましさよ。意志をもった妖精のような存在として機械が受け入れられている世界。ある意味、業田良家よりありえないのに、より現実と地続きに感じられる。すごい。(業田先生もすごい)2014/06/20
GaGa
2
下らない!でも面白い。黒帯冷蔵庫が個人的にはつぼにはまった。2010/05/26
kujira
0
どの機械もなんかかわいくて愛しい。吉田戦車の描く、ぜんぜんクールじゃない泥臭いメカとかってなんかいいなあ。ていうか表紙の嘘発見機が可愛い。この格好で帰って来たらお駄賃あげたくなるぐらい。2012/09/17
-
- 和書
- 特別室の夜 文春文庫