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内容説明
「中央モノローグ線」をはじめとするモノローグ三部作で新境地を開いた著者が放つ、女子中学生から無期懲役囚までさまざまな人生の”終わり”への想いを描いたオムニバス4コマ全17編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
17
再読。「終活」をテーマにしたオムニバスのコミック。重いテーマなのにサラッとしたギャグ4コマに仕上がっているのは、なんといっても作者のセンスと技量でしょう! 死んだ後に見られて恥ずかしいものは、雑然とした部屋にある断捨離の本って…なるほどと思いながらすっごく笑いました。2016/06/05
gelatin
7
★★★ 小坂俊史は安定してるな、良くも悪くも。不謹慎にならない範囲で終活を描くとこうなるよね。4コマ王子健在。たまにしんみり落としてくる。無期懲役のおじいさんのシリーズなんか東野圭吾の「手紙」と同じモチーフでこれだけさっぱりと描けてしまうんだからやっぱりすごい。全体的には「やまいだれ」と似た雰囲気だけど。2015/01/07
みやしん
5
「いつでも死ねるんだと思うだけでずいぶん人生がラクになる」作中マジに瀕死な人はいなかったけど、死を意識すると、時に人は思わぬ行動に出る。試験前でもないのに部屋の整理に手をつけようとする行動には共感した。死を実感した人々の足掻きと冷静な周囲のギャップをクスリとさせる事で、自分の生は誰かに影響を与え与えられていると実感もさせられる。平行して命のカウントダウンをしていた影のヒロインにもオチはついたけど彼氏はどうなった?仮釈放のエピソードが重い。2020/09/23
Eterter_
4
死に向かうさまを、死なない主人公達が描きだすオムニバス終活マンガ。テーマの割には大それた内容でもなくホント親しみやすい終活。小品が並んだ感じで心地よさすらある。そんな漫画。2016/10/22
なば
4
キャラクター達のそれぞれの終活は一見滑稽に見えます。でも、いざ自分の死を意識した時には、第三者から見たら見当違いに見えることも藁をもすがる思いでしてしまうのではないでしょうか。そういうリアルさが四コマに詰まっている作品だと思います。2014/12/22
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