内容説明
どうしたら、人間とクマが共存できるのかという観点のもとに描かれた、クマの本。いざというときの心得や、クマの生態、行動を、経験を交えながら、わかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amnioticfluid
3
札幌市在住で、元北海道庁林務官で三毛別羆事件の調査担当だった木村盛武による、ヒグマ対策本。怖がらせるだけの本ではなく、有名事件も自らの体験やアイヌによる呪文対策を含めながら考察してあった。本州から来てむやみに熊への恐怖心だけを募らせていた私に撮って現実的なことが沢山書いてあって面白かったし、著者の言う通り、熊が事件を起こす(巻き込まれる)までに至った人による自然への蝕むような関わり方について、考えさせられた。2014/11/12
takao
2
ふむ2022/11/11