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内容説明
日本人の著述のなかから子育てに関する見解を集成し,日本の育児思想の源流をさぐる。最終第3巻は,幕末期の教育書,幕藩体制を批判する思想書,また明治の教育論などから子育て論を引く。巻末に総索引を付す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろただでござる
2
幕末の育児というか子育ての指南書の類。良い子(我が子)を得ようとするならまず両親が良い言動をする良き人間になるべきだとし、父母としてのあるべき態度、親としての心得などを具体的(?)に説いている。しかし各々の書に少し矛盾がありそこが面白かった。幕末において書になるくらい子育てに迷う(悩む)親がいてしかもその親が書を読んで理解できるほどの読解力があった(かも)のは驚いたし、バードの書いた「子供が大好きな日本人」を想像できる。ただそれぞれの書で諄いくらい「間引き」を諌めているのはそうせざるを得ないほど多かった2021/05/20
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