日本郵政―JAPAN POST

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日本郵政―JAPAN POST

  • 著者名:井手秀樹【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 東洋経済新報社(2015/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492502693

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内容説明

眠れる獅子は動き出すか?マンモス企業である日本郵政が持つ2兆円以上の莫大な資産と、ヒト、モノ、カネのネットワークを生かせるか?――「郵便」事業の始まりから、日本郵政の持つ莫大な資産と潜在成長力の検証まで、甘すぎず、でも辛すぎない分析・提言をしており、2015年秋上場予定の日本郵政の実力をじっくり吟味できる。海外の成功事例・失敗事例も豊富で、分析もわかりやすい。

【主な内容】
プロローグ
第1章 誕生、民営郵政
第2章 創業から民営化へ
第3章 実力の検証――郵便、郵便局
第4章 実力の検証――ゆうちょ銀行
第5章 実力の検証――かんぽ生命
第6章 実力の検証――不動産事業
第7章 海外の郵政事業
第8章 日本郵政の明日を担うもの――明るい未来を
第9章 上場へ
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

乱読家 護る会支持!

4
2015年に日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が株式上場される。国の見込みでは売却益は4兆円で、東日本大震災の復興に使われるらしい。コラム記事より。郵便設立時の飛脚との争い。会社の金を預かる預金と個人のお金を貯える貯金。年賀状は江戸時代に飛脚が作った文化を引き継いだ。ポストが赤くなかった時代、公衆便所と勘違いして立ちションベンをする人が多かったとか、、、、しかし、従業員22万人の郵政が民営化されたら、いろいろなビジネスモデルが考えられそうやけど、今の郵政に自由な発想ができる企画マンはいないような、、、2015/05/13

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/05/05

Kentaro

2
ダイジェスト版からの要約 日本郵便株式会社の経営理念は、顧客一人ひとりの多様なライフスタイルやライフステージに応じたさまざまな商品・サービスを提供することにより、顧客が安全・安心で、快適・豊かな生活・人生を実現することをサポートするトータル生活サポート企業を目指すことが明記されています。国内最大の“コンビニエンスネットワーク”郵便局が動き始めたといえます。郵便局ネットワーク総数は約24,000局とセブンイレブンを上回ります。地方では確実に、郵便局ネットワークはライフラインとして重要性を増していくでしょう。2018/04/22

nnstp

2
良書。日本郵政上場に合わせて、今までの取り組み、現在の持ち札(ゆうちょ・かんぽ)の状態、海外の郵便業と上場・民営化・関係性(M&A・提携)、これからの日本郵政、と章立てて、どれもこれも面白い。筆者の観点も所々含まれるが、明確な数字と根拠が本文からも読み取れる。あと、途中のコラムもタメになるし、読みやすい。日本郵政という一企業に対して、今後も非常に興味が沸く一冊である。個人的にはデビットカードが今後熱くなったりしないかなと考えているので、ゆうちょあたりで面白い取り組みあればなと注目したい。2016/05/22

kota

1
日本郵政と聞くと何だかよく分からない人もいるかもしれないが、郵便局、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を有する超巨大企業グループである。本書の発行は2015年4月。発行当時の未来予測には誤りがあるかもしれないが、発行当時から過去に至る道は一本。つまりは、歴史を知るには十分だ。ユニバーサル・サービス義務とは。郵便創業の父とは。民間の金融機関にできないけど郵便局がやっていることとは何か。郵便局ネットワークは巨大であり、地域と強大なつながりを持っている。令和元年、不祥事が報道されていたが、この先どうなるか。 2019/11/18

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