内容説明
力道山の空手チョップ、剣豪小説の必殺剣、野球漫画の魔球、特撮物の○○光線、××キック……。当時の世相を織り込みながら、必殺技から作品を評論。懐かしく振り返って読んでもよし、きっと新たな発見がある!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
17
力道山の空手チョップ、星飛雄馬の大リーグボール、ケンシロウの北斗神拳 ジョジョのスタンド、坂崎磐音の居眠り剣法etc多くの人々を熱狂させた “必殺技”、そこに見えてくる時代背景とは?世相を織り込みながら必殺技とその作品を評論した本。2015/06/04
Kaz
8
初めて手にした漫画の単行本が「アストロ球団」私の中でのヒーローは明智球七。彼の言動が、私の人生に大きく影響しています。今から思うと、良し悪しは紙一重。違うヒーローの方が良かったような・・・。小学生くらいの時って、ヒーローが誰かによって、人生を大きく左右するよなあ。2017/05/17
niz001
7
返品から回収。目次見て取り上げてる作品の幅がやけに広いと感じてたけど、その時々の時代情勢とそれを代表してるかのような必殺技をチョイスしてるのね。自分でも書いてるけど前置きが長い。2015/01/02
やな
2
「巨人の星」「アストロ球団」「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険」などを筆頭に他多数の作品群を評論する本作。どの論評も的を得ていて、とにかく気持ちが良い。昭和~平成の人気漫画の評論として「最高峰」と個人的に位置づけ。2018/08/28
yyrn
2
なぜ必殺技が必要だったのか?技そのものの解説以上に、その作品が生まれた時代背景や作者の生い立ちから思想まで言及しながら、その理由を作品ごとに解説している。カムイの飯綱落とし、アタックNo.1の竜巻おとし、巨人の星の大リーグボールなどは非常に懐かしく当時を思い出したが、マンガ本を買うお金がもったいなくて、もっぱら友だちから本を借りて読むか、テレビを観ることで満足していたことも思い出してしまった。昔からお金を使うのがイヤだったんだな(笑)。ちなみに、平成のマンガは分かりません(涙)。2015/02/07
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