- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
東京大学法学部の3年次に司法試験、翌年には国家公務員Ⅰ種に合格。在学中4年間を通じて“オール優”を取り、学部を首席で卒業。財務省勤務を経て、現在は弁護士として活躍中の山口真由さん。最近はテレビ番組のコメンテーターも務めます。これまで、いかにして膨大な情報を頭にインプットしてきたのか、その勉強法・記憶法について紹介した著書が大きな注目を集めました。本書では、仕入れた情報をどのようにとらえ、自分の考えとしてまとめ、それを伝えていくかといった、ビジネスの場に欠かせないアウトプット、パフォーマンスの要点を解説しています。勉強法と思考法で共通して重要なのは、まず全体を見通して把握したうえで、個々の情報を記憶・判断していくということ。その能力を「俯瞰力」と名付け、高所大所から物事を眺めて、自分の頭で考え、行動するためのコツをご紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
62
ブレない、というよりは俯瞰力がいかに大事かを語っている本。著者の人生経験からの気づきが、エピソードとともに紹介されている。人間関係や仕事のやり方についてなど様々なテーマに対して書かれているが、どれも納得できる内容だった。俯瞰力というテーマの本はあまり知らなかったので、類書も読んでみたくなった。2021/08/28
ルピナスさん
41
自分の長所を細分化する。著者の場合は、「頭が良い」=勉強ができる=地道に繰り返す能力なら自信がある、とのこと。だから、この点は胸を張れるけど、自分には成功する仕事をするために補うべき力があると素直に認め、人との関わりから学ぶ努力を怠らない。後半に行けば行くほど著者への好感度が上がる一冊だった。世の中のこと、人間関係、何事も目の前の目につく忙しさに忙殺され近視眼的になるのではなく、俯瞰力を磨くこと。本書に記載はないが、イメージとして、時々心だけ空にフッと浮かび上がり、全てを客観視する時間を大切にしたいと思う2021/10/22
Koichiro Minematsu
9
自分はこうであると思う「自分」と、人は自分をこう見ているという「自分」に両面から成り立っている。その両面から見れることが、俯瞰力と思う。 そのクリエイティブでエモ-ショナルな沈着な思考がブレない自分をつくる。2015/05/17
ECO
7
pay forward 先輩から受けたものを、直接、その先輩に返せるものではないない。だから、後輩に伝えていく。2016/06/18
Happy Like a Honeybee
6
愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。 偏差値型エリートのビジネス書。図書館で異常なほど予約件数があったので手に取る次第。 肩書や経歴抜きに勝負できない?筆者の結婚相手が気になる。2015/12/01