内容説明
孫娘が問い、祖父が答える。時代とその中に生きる人間の真摯な姿。
目次
舞い込んだ分厚い手紙―まえがきにかえて
おじいちゃんと戦争―孫娘に答える(生い立ちと陸軍士官学校;終戦、そしてルネッサンス;戦争の本質について;失われしもの;日本人の心)
おじいちゃんのレポートを読んで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
27
ずっと読みたかった本。おじいちゃんが、アメリカの高校で歴史を学んでいる孫娘の質問に答える形の本ですが、思っていたより長くてビックリ。よかったのは、自虐史観に対して否定的だったこと。確かに戦争はよくないですが、ハルノートがなければ、こんなことは起きなかったというのは、納得。もっと簡単にまとめられていたら、小学生にも勧められるのに。そこが、残念。2020/03/16
OZ
9
理由は分からないけど戦争についての話題は避けていたい、二度と起こらないと誓っているなら知らなくてもいいのでは無いか…なんて根性を持っていた。 しかしこのまま知らないでいたら、そんな人が増えたら戦争の事実を忘却するのと共に、「戦争を二度と起こしてはならない」という誓いまで忘れる事になるのでは無いかと、一大決心をして戦争に関する本を読んでみる。資料だと挫折する可能性しか無いから、誰かが誰かに聞かせる調の本を探して読んでみる。とりあえず読めたので今後も目を逸らさずに探して読んでみようと思う。2022/02/12
鉄人28号
8
☆☆☆☆☆ 日本人が日本人としての誇りを持つためには、我が国の歴史・伝統・文化についての正しい知識を持たなければならない。そうすると、我が国が他国にはない素晴らしい特長を持った国だということが分かる。そして、戦後、失われかけている日本人の心を取り戻さなければならない。2018/08/01
あかり
7
時代を生き抜いてきた方の話を聞かないとダメだなぁって感じた1冊です2013/05/19
だいすけ
5
近現代史についての理解が深まったと思う。また、公に尽くすことの大切さや日本人としての誇りを取り戻すことの重要性を教えてくれる。極東軍事裁判、天皇制についても認識を新たにした。日本人として生まれたことをなんだか感謝したくなる本でもある。もしよければみなさんも読んでみてください。2017/10/19
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