PHP新書<br> ネオアベノミクスの論点 - レジームチェンジの貫徹で日本経済は復活する

個数:1
紙書籍版価格
¥924
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

PHP新書
ネオアベノミクスの論点 - レジームチェンジの貫徹で日本経済は復活する

  • 著者名:若田部昌澄
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • PHP研究所(2015/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569824222

ファイル: /

内容説明

ノーベル賞経済学者、ポール・クルーグマン氏推薦!「格差と低成長の時代は終わらせることができる。本書はその福音となるだろう」。世界中で「格差が広がっている」と言われるなか、資本主義への疑問の声が多く上がっている。曰く「成熟した国・日本がこれから目指すべきは、脱成長である」。これに対し、10年以上前からリフレ政策を唱え続けてきた著者は「成長こそが、格差を解消する最良の道だ」と喝破する。人口減少や高齢化は必ずしも経済成長を阻害せず、日本が持つ潜在的可能性はかくも大きい。世界の経済情勢や歴史を繙けば、とるべき道は自ずと見えてくる――。解散総選挙により再起動した新しいアベノミクス=「ネオアベノミクス」の行方を見通す最良の書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tacacuro

4
2年前の発刊後すぐに読むべきだった。「ネオアベノミクス」が手本とすべきは、池田勇人内閣の経済成長政策であり、効率化政策と再分配政策との適切な組み合わせ、だと。そして、安倍内閣が今目指しているのはまさに「成長と分配の好循環」。また、「経済論争の焦点はリフレから、成長と格差へと移っていく」という筆者の当時の予感も的中していると思う。2017/02/26

脳疣沼

4
巷に溢れている程度の低いアベノミクス批判に明快に答えている良書。しかしながら、ちょっとデータが古いし、日銀が本書が想定しているほど働いているようにも見えない。増税後に全てが振り出しに戻ってしまった感があり残念である。2016/07/21

pacino

2
当時世界が注目していたアベノミクス。クルーグマンも推薦していたが、消費増税で日本は終わるとも言っていた。結局は世界中がコロナの騒動に巻き込まれ、日本が終わる前に世界がより日本化するようにも見える。今回それほど円高にならないので打つ手なしと言われていた割に金融緩和の効果はある模様。またなぜここまで評価されたリフレ派の安倍内閣がリセッションが芽生えた中で消費増税をしたのだろう。そんな去年の事を考えながら読み終えた。日本の生産性は低い。よって生産性を向上させるのは容易く、成長も難しくない。うん、そう思う。2020/05/10

ピラックマ

2
リフレ派の経済学者からしたら現政権は我が意を得たりで推すだけ(但し消費増税だけはおおっと待ってくれ)な本。 成長が大事なのは解るけど、無限に成長できるわけも無く、結局いつかどこかでガラガラポン(戦争)してリセットするのがヒトの帰趨。 何度も飽きもせず後悔と反省を繰り返すな、たぶん。2015/08/16

Kiyoshi Utsugi

2
早稲田大学教授である若田部昌澄氏の「ネオアベノミクスの論点」を読了しました。  リフレ派とされる著者が、アベノミクス解散を経て再起動した「ネオアベノミクス」と日本経済の未来についての考えをまとめたものです。 本書の構成は、以下のとおりです。 序章 ネオアベノミクスがはじまる 第1章 第一次アベノミクスは成果を上げたのか 第2章 金融緩和批判をいま一度問い直す 第3章 ネオアベノミクスの核心・オープンレジーム 第4章 歴史が教える、あるべき経済政策のビジョン 終章 可能性の探求2015/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9385937
  • ご注意事項

最近チェックした商品