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内容説明
ビジネスの第一線で闘いつづけて50年。あまたの困難、経営課題を乗り越え、一代で京セラを世界的な大企業に育て上げた稲盛和夫氏。リーダーとしての日々の実践の中で培った、「判断力の磨き方」「社員のモチベーションの高め方」「危機に対応する方策」「事業拡大の鉄則」「リーダーたる心構え」など、成功する経営のコツを、自身の実体験をふんだんに盛り込み、次代を担うリーダーに向け、熱く語りかける。名経営者の肉声が伝わり、「生きたマネジメント」が学べる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HMax
27
一介のサラリーマンでも役に立つ名言多し。才能とは人格が使うもの。誠実・公平・公正という人格が出来て初めて才を使う人になる。鬼に金棒と仰るがそんな完璧な人がそろう訳がない。利は現場にある。道理を尽くして危機感を煽る。2020/06/28
ふ~@豆板醤
24
3。積読整理。昔読んだ時はもっといい本だと思った気がする‥最後は、精神の強さ・思いの強さなのかな。「目標が違うのに、そのプロセスを比べても意味がない」「判断力を研ぎ澄ますのは毎日毎日の「有意注意」」「仁は人の心なり、義は人の道なり」「誰にも負けない努力をする」「燃える闘魂」2017/11/07
空のかなた
22
あとがきに「血の通った実務書」がコンセプトとあるが、正に稲盛さんが此れまでに様々な経験と苦労から行き着いたエッセンスが書き留められている。経営に行き詰まり、不安が生まれれば、先ずはインターネットで検索し、当たり障りのない知識を手っ取り早く読み、分かったように安堵する時代とは、逆行するような質疑の記録。92頁の「人は石垣、人は城」のくだりは特に頷いた。2019/11/16
mazda
20
京セラの名誉会長である稲森さんが、自身で行っている稲森塾での塾生とのやりとりを記録した本です。特に中小企業の社長さんからの質問が多かったようですが、1つ1つに丁寧に答えている稲森さんの人柄が見えてきます。2018/08/08
C-biscuit
10
古本購入。積読本になっていたのを最近ようやく手がつけれた。この本は盛和塾の経営アドバイスが問答式に書かれており、経営の要点を押さえながらも人としての生き方や考え方が書かれており、特に経営に関わる業務をしている人は大いに参考になる内容である。まあ、そうであるからこそ盛和塾が発展しているのだと思う。この本は10年くらい前の本なのであるが、内容は普遍的なもので、今読んでも10年後読んでも色あせることがないと思う。自分も小さな組織を率いているが、情熱やら思いが足りないのだろうと痛感する。前向きに業務に当たりたい。2020/01/16