角川スニーカー文庫<br> パラプラ学園

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角川スニーカー文庫
パラプラ学園

  • ISBN:9784041025710

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内容説明

アタマの花は元気のしるし……? 共生植物パラプラによって、人類は世界汚染から救われた。それから世代を重ね――平穏な現在(いま)。
ヒマワリ由来のパラプラ、サンバデバディーは顔文字(゜Д゜)を描き出し、スズラン由来のチャイミーチャペルは感情を奏で♪ 二足歩行する完熟果ピーヤンは……おいしくいただかれる!? ナイショの話はパラプラ通信、おなかがすいたら光合成。パラプラな人々の日常を綴ったハッピーライフな短編連作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サキイカスルメ

8
ピタローが可愛い。植物パラプラと共生する(主に頭に生やす)世界で中学生たちが楽しそうに過ごすのを眺めるお話。短編連作形式で、話によってメインになる子が変わり、さくっと読めました。ミニアマとピタローが可愛かったです。ほのぼのした雰囲気がよかった。ただ登場人物が多すぎたかな……一度にたくさん出てくることがあるので誰が話してるのかわからなくなることがありました。女の子たちが可愛かったのでもっと人を少なくして、それぞれにスポットを当てて欲しかったですね。イラストは素晴らしかったです。特にピタローが可愛くてもう。2015/03/05

真白優樹

7
近未来、汚染された世界で共生植物に救われた人類の中、それぞれ植物と共生する子供達の毎日を綴った物語。サブキャラなどいない、皆が皆主人公なのである。そういう感じにお話しごとにメインとなる視点と人物が変わり全体的に子供達の平凡、だが大切な日常を綴った感じであり某GJ部や某GE並みに読みやすい物語として仕上がっていると自分は思う。この形以外でこんなにたくさんの子供達が出てくる物語は出来ないと思う。またゆるふわな子供達が中々に面白く特に幼馴染コンビが中々に幼馴染同士という感じを出している。 次があるといいな・・・2015/03/05

こうづき

6
冒頭の、ヒロインが主人公の頭のアロエを刈りにくるシーンがいきなり結構なインパクト。文明崩壊後、共生植物を頭に生やして生きる世界の中学生のほのぼの日常もの。ゆるい絵面や展開と、たまにハードな世界設定の取り合わせがなかなか。主人公がかわいい。頭のロコロコもかわいい。わりと良かった。これたぶん、寿命と男女比の関係で恋愛とか家族の感覚がだいぶ変わっちゃってたりするんだよね……? ひっつき虫の子の「とりま彼女いっぱい作るべし」はわりと現実的な話なのかなとか思った。なにげに同じ設定の前作もあったんですね。2015/10/09

ひのえ

4
奈女良ちゃん可愛い。奈女良ちゃんの髪の毛食べたい。奈女良ちゃんの出番もっと増やして。ってかもう奈女良ちゃんだけでいいよ(極論)。キャラ同士の掛け合いを楽しめばいいんだろうけど、なんというか薄味(?)な印象でなんだかなぁって感じだった。結論としては好きな娘見つけて上記みたいに愛でればいいんだろうな、ウン。ぶっちゃけ世界観同じの過去作の『ジャンクル!』の方が面白そう。2015/03/10

sew

4
ちょっと遅れてFBの新刊を買いに行った時のこと、隣にこのラノベを発見。「やむ茶さんや!」と絵で購入。 面白かった。 植物と共生しながらのんびり暮らす中学生の日常譚。 オムニバスっぽい感じの短編集でのんびりした感じが好きな人は是非。 木村航先生の作品は初めてだったけど読みやすいし、落ち着いた感じが好き。 そしてやむ茶さんの白黒ラノベが予想以上に可愛い。作品にあっててすごく好き。2015/03/10

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