内容説明
大坂の米問屋、栄屋の手代・佐助は美代と夫婦になり番頭に取り立てられる。独立を目指して励む佐助だが、大鳥圭介や清水次郎長の子分・石松らと知遇を得て……。商人の矜持を胸に時代の転換点を見つめた男の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさこ@タッタカタ
8
なにわ商人の風俗が面白かった。京都へ舟で行くところなど。2015/03/19
なっさん
3
なんだろ、文書とか一章一章の話は面白いんやけど、結局この本で何を言いたかったのかが全然分からんで終わってしまった。最初読み始めると、主人公佐助と美代の恋とか日常の話なのかなと思ったけど、美代の存在感はすぐになくなってしまった。うーん、終わり方もよく分からないなぁ。話自体は知ってる名前がいっぱい出てきて面白かったんやけど。2015/09/17
k5
1
アイデアコンペで分家が決まる堂島の米問屋で働く佐助の生活がすごく生き生き描かれていて、解像度の高い描写が魅力的です。その一方で、事件が起こっても盛り上がらんまま終わるみたいな所はありますが、短所より長所の方が強いかとは思います。まったく関係ないですが、ブロックチェーンの話を読んだばかりなので、その連想で米の価格を旗振り信号で伝えるエピソードが興味ぶかかったです。2018/05/05
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