内容説明
恋にやぶれたり、友達に裏切られたり……生きていれば誰にだって、思わず悩みにぶつかる時やどうしようもなく落ち込む時がある。この本には、そんなあなたをやさしく包むハートフルなメッセージが37編収められています。『いいことって続かないけれど、いやなことがひとつもなかったら、うれしいことがわからないかもしれない(生まれたひみつ)』『まだ起きてもいない未来のことに不安をかきたてるのはやめて、いまに全力をそそごう(いましかない)』『孤独のふちでしか、手にできないチャンスもある(つよいひと)』『おとなになることは、夢をほうむることじゃない(生きがい)』などの言葉を自分自身に言い聞かせることで、きっと元気が出てくるはず。若い女性に大人気の心理カウンセラー・宇佐美百合子氏と、サンリオで数々の人気キャラクターを生み出してきた江村信一氏の豪華なコラボレーションで生まれた癒しの絵本。友人・恋人へのプレゼントにも最適の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana
63
20歳の頃2回目の耳の手術をした。1人入院のなか、母が買ってくれ、持たせてくれた本。直接はいえないけど、母の気持ちがたくさん詰まっているのを感じた絵本。
なつ
13
かなり昔に自分で買ったか、誰かにもらったか、のお家本。久々に読み返してみたら、こんなこと書いてあったんだーって思った。『見つけよう』時間があっという間に過ぎて、つい夢中になっちゃうことで、ちょっとがんばると、なんだかうまくできちゃうこと。そのふたつが、一緒にある空間を探そう。そのふたつのことが、一緒にできるものを見つけよう。それが、才能を生かせて、自分がいちばんイキイキする楽しい世界みたい。小さな力で、大きな成果をあげて、人にもたくさん貢献できる幸せな世界みたい。きっと、そういうのが、生き甲斐になるんだ。2016/02/23
にゃんこ
6
どうしようもなく心が落ち込んでしまった時、ふと手に取ってみた本。 優しい言葉とイラストで、ボロボロになったり傷ついたりした心を包み込んで癒してくれると思います。 今まで、何度読み返したかわからないぐらい…。2013/04/28
ヒカリ
1
どこかの言葉に共鳴する。言葉は、触媒でしかないが必要なものである。意味は、人それぞれが解釈するものだ。誰もがプラスになるものを受け入れていけばよいのだと思う。2018/09/29
tru432
1
かわいらしいイラストと短いながらとても優しく励ましてくれるような言葉が書かれた本です。 辛くなったり、嫌になったり、疲れた時、この本を静かな場所で決して急がずゆっくりと読むといいと思います。ひとつひとつの言葉が心にしみ渡り、癒しを与えてくれるはずです。 男性だとどうしても「意固地になって負けを認めない」というところがあったりして、素直にこの本の言葉を受け止められないかもなぁ、と思ったりしますが、素直に読めたらこの本は一生の宝物と言うべき本になるでしょう。 辛い時、是非この本を手にとってみてください。