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内容説明
AO、推薦の導入。センター試験の廃止(?)等々、複雑に進化し続けるニッポンの大学受験。今、入試は教員の「最大の業務」となっている。たとえば高校へのセールス活動、入試問題作成のドタバタ劇、試験監督官で悪夢のトラブル対応、合否判定・通知の神経戦……。「へぇー、こうなっていたのか!」と驚きの情報が満載。受験生、大学、社会にとって三方良しの方策とは? 前著『大学教員 採用・人事のカラクリ』で好評を博した著者が贈る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
51
2013/11/9 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/10/24〜10/31 大学入試の裏側を描きつつ、大学教員の大変さのぼやき?が中心。確かに大変そうではあるが、多かれ少なかれいろんな仕事にはそれ相応の大変さがあるのだろう。しかし、文部科学省は大学の国際化をしきりに叫んでいるが、このあたりはどうするつもりなんだろうか。2014/10/31
lily
12
日本とフィンランドぐらいだという大学個別入試(‼︎)。欧米では入試問題は大学「職員」が作るものだが、日本では大学「教員」が作成する。作問や採点業務の過酷さ(東大では一つの問題を一人の教員が全て(1500枚近く…)見るとのこと)で研究に注ぎ込む時間が少なくなる。なんだか中学や高校と似た感じだなー。企業が使う「ターゲット大学の設定」という言葉が学歴フィルターの言い換えにしかなっていないのに笑ってしまった。コミュニケーション能力も大事だけどなんだかんだ言っていい大学の生徒を取りたいんだよな、ある意味納得。2023/07/17
夏を待つ帆
4
面白そうなタイトルだったので読んでみた。 自分にとって今や懐かしいものとなった「大学入試」、実際の大学教員がどれだけの労力と時間を割いて入試全般の業務に当たっているのかが(我々でもある程度は予想できるが)よく分かる。本当にお疲れ様です。(受験生は受験勉強の息抜きに読んでみると結構良いかもしれないw)2018/06/04
Tatsuya9
3
教員の苦労が分かる2019/04/26
ソラヲ
3
大学入試実施サイドの大学論。こんなに多様な入試形態があるということは高校生のときに知っておきたかった(いや、自分で調べるべきだったのだけれど)。AO入試に関してはあまり良い印象を持っていなかったけれど、上位大学では学力も重視しているし筆記試験だけでは測れない「大学での勉強への適性」を割り出せるような仕組みになっていることを知って驚いた。筆記型個別大学入試を実施しているのは日本とフィンランドくらいで、主流は高校の過程修了を見極める「共通テスト」を利用した入試だとのこと。比較教育システム論に興味が出てきた。 2015/08/25
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