内容説明
非行で荒れた中学校に赴任して、「給食」と「花」で優秀校に変貌させ、その後教育長として赴任した長野県真田町を「非行ゼロの町」に大変身させるなど、子どもを救った奇跡の食育を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0717
9
著者は荒れていた中学校を授業改善、給食改善、花作りで優秀校に導いた方。特に給食。パン、牛乳を止めて無農薬の米飯、青魚の給食に変えると非行も無くなり、学習意欲も向上したとか。「変な給食」の幕内先生の話にも似てるかな。2014/12/07
かやん
8
花のあふれる学校。そして給食改革、すばらしいと思います。今、変な給食も増えていると聞きます。子どもの好みに合わせていたらそうなるのか、手っ取り早くていいのか。でも長い目で考えると子どものためにはならない。運動会にコンビニ弁当を買って持たせたり、塾に行くのに菓子パンをあたえたり、休日は面倒だから家族でカップめん・・・日常にしてはいけない気がします。2013/09/07
行
7
農薬多用地域と農薬不使用地域での、子どもの描く「人」の絵の違いに衝撃を受けた。食べるものや環境は本当に大事。多くの人にそれを実感してほしい。2013/11/23
雪丸
5
人に良いと書いて「食」。食の大切さはわかっているつもりでしたが、食べるものによってこんなにも行動が違うとは驚きです。学校側にも読んで欲しい。当然自分も気をつけたい。2013/05/05
だーちゃん
4
小学生の子を持つ親として、題名が気になり読みました。給食に限らず、食生活を整え、花や生き物と接する機会を与えることが、今の時代の子供達に必要なことだと再認識しました。2013/01/05