花とゆめコミックス 群青シネマ 2巻

著者名：都戸利津【著】

白泉社（2015/03発売）

• ISBN：9784592190929

内容説明

高校3年の夏、映画の自主制作を進めていた朝日・たまき・弥方たち。しかし、小さな行き違いから気持ちがバラバラになり、映画の制作を諦めかけていた。行き詰まってしまった3人の前に水野先生が現れて…。夏色青春フィルモグラフィ、感動の完結巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[どんぶり]

青春だぁ〜。凄く心が温かくなるお話でした。水野先生は素敵な先生ですね。三人のことをよく見ていて、皆がどんな性格なのかちゃんと知っている。悩みを打ち明けた朝日に向けた言葉だって、きちんと的を射ているし心にストンと収まった。仲が良い仲間達で何かをするとしても何でも上手くいくわけじゃない。でも思い返すと全てが良い思い出。私の心が洗われていくのが感じられました(笑)読切も良かったです。男の子の青春物語が好きな作家さんなのかな？とにかく都戸さんの素敵な人柄に触れられて私は幸せです。笑

2014/01/04

[ぐっち]

フィルム、予想外のいい出来。昔好きだった映画の一番泣けるシーンを思い出しました。爽やかにまとまってるなあ～。最後の短編も花ゆめにありがちな話かとおもいきや、意外な展開で良かったです。

2010/08/28

[ぐっち]

再読。挫折しながらも完成したフィルム。３人組がホントうらやましい。爽やかな話でよかったです。

2014/08/30

[風香]

この作者さんはほんとモノローグが上手いなぁ。ぐっと惹きつけられ入り込み、自然に自分に置き換えていてトリップしていたｗ青春がいっぱい詰まったいいお話でした。 併録のデビュー作も良かったです。平凡な予想をいい意味で裏切ってくれてホッとした。

2010/08/31

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

この巻だけで何度、涙したか！「失敗を切り落とし 望む場面をつないでゆく」それが映画のようというのが凄く素敵。それでもNGフィルムには何よりも大切なものが詰まってる！ 巻末の短編も良かったので、好きな作者さんな気がします。

2016/05/19