内容説明
私立花園学園中等部、3年、たてロールの髪がトレードマークのお嬢さまといえば、もう、おわかりよね。そう、綾小路麗花とはあたくしのこと。そのあたくしが茶道部員だってご存じ? 1つ10万円もする茶碗を、この部で購入したのはいいけど、割ってしまったから大変。買いもどすために、あたくしたち、恋愛相談所を開き、ひともうけすることにしたのっ。さあ、たっぷりかせいでよっ(お嬢さまボロもうけ)。収録作:第4話・お嬢さまのお気に入り、第5話・お嬢さまボロもうけ、第6話・お嬢さま軽井沢の戦い、書き下ろし短編も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつ
36
少女向けのはずなのにいろんな要素を先取りし過ぎてそれっぽく感じない。だけどそこが魅力のお嬢さまシリーズ。人面フナから始まる騒動に時代劇風にSFとこの巻もカオス。でも立ち止まって考えさせられる場面も。工藤、お杉、アクタガワの親友三人組も大活躍です。新作の佐伯視点のお話もほっこり。2020/07/12
やっりん10
4
この巻はやはり「お気に入り」の司法解剖のくだり、あとは書き下ろしの「佐伯の一日」。佐伯って、本当に麗花さまに眼をかけていただいてつくづく幸せそうだ……。2010/12/15
green tea
3
時代劇でお嬢様で避暑地でエスエフ2012/06/14
とわとわ
3
前作ほど笑えなかった。インパクトが減ったのと、お嬢様が突拍子もないことをしなくなったから? 事件に対して比較的受け身だから? 軽井沢はお嬢様の本領発揮でうれしい。お嬢様はこれくらい、いやいや、もっともっと傲慢でなければ2010/12/04
つばめ子
1
★★★★★ 表紙の二人が仲良くて可愛い。時代劇を取り入れた登場人物たちの会話が面白すぎて読みながら爆笑。こんなに笑えた本も久しぶり。佐伯のいち日も善き良き。2017/09/25
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