内容説明
〔トラ猫ミセス・マーフィ〕人間なんかに殺人犯は捕まえられないわ。静かな町で起きた淒惨な連続殺人事件に、トラ猫ミセス・マーフィは意気込んだ。かくしてミセス・マーフィは、相棒のコーギー犬ティー・タッカーとともに事件の調査に乗りだした! キュートな名探偵の活躍を描く、楽しさ溢れるシリーズ第一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
43
事件の謎を解くのは可愛いわんにゃん。人物説明が疎かなので、誰が何やら、今この台詞を述べているのが人なのかそうでないのかも分かり難いのが非常に残念。長閑な地方あるあるなやり取りと、お猫様らしい猫ミセス・マーフィーと、コーギー犬のティー・タッカーのやり取りが微笑ましく、それ故に肝心な部分は冗長に感じられるシーンも多々。彼女たちをベースに想像を膨らませていった方が楽しいかもしれません。2021/03/22
ぶんこ
15
トラ猫ミセス・マーフィシリーズの第1作 スニーキー・パイ・ブラウンとは、著者の飼い猫で、この本は猫が書いたことになっています。アメリカの田舎町で、郵便局長をしているハリー(女性)と飼い猫、飼い犬が、大掛かりな骨董泥棒がおかした殺人を解決に導く。
Hugo Grove
15
飼い主目線と、犬猫目線同時進行の構成。自然界の一部として人間はかなり劣ってい嘆かわしいことばかりしている。この世は人間によって絶滅させられる。厳しい批判を猫たちはします。それに首肯いてしまう自分がいました。事件の展開結末は私の好みに合わなかった。殺人を犯す動機にいまいち納得出来なかった。2013/05/08
じゅり子
12
再読。ジュリーの「永遠に」と「ラブ・ラブ・ラブ」を聴いて泣いていたら、うちの猫たちが膝の上や机の上に来て心配そうに顔を舐めにきました。ミセス・マーフィやタッカーやピュータといっしょだね。お母さんは多大丈夫だよ。2016/08/01
み
12
感想を読んで気になったので読んでみました。慣れるまで読みにくかったけど、猫と犬の会話や名探偵ぶりが楽しかった♪2013/11/02
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