クリスティー文庫<br> ポアロとグリーンショアの阿房宮

個数:1
紙書籍版価格 ¥660
  • Kinoppy
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

クリスティー文庫
ポアロとグリーンショアの阿房宮

  • ISBN:9784151301032

ファイル: /

内容説明

名探偵エルキュール・ポアロは友人であるミステリ作家のオリヴァ夫人から、田舎の屋敷グリーンショアに呼び出された。祭りの余興である犯人探しゲームで、何か不穏な事態が起こりつつあるようだ。なんとか事件が起きるのを防いでほしい――原稿が完成しながらもある事情から発表されず、近年になって発見された幻の中篇がついに登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろんこ*勉強のため休止中

160
『死者のあやまち』の原型の作品という事だが、まだ未訳のポアロに会えるとは感激!高飛車だが憎めないうぬぼれキャラも健在。クリスティーらしくやたら登場人物が多いのだが、それぞれの人物像の特徴がきちんと描かれている。会話が非常に多く、会話によってストーリーが進むのはまるで舞台劇。なかなか事件が起こらないのでいらっとするが、長い前置きに重要なヒントが満載。ラスト近くに事態が急転直下、怒涛の展開はいつものクリスティーである。読者に対してフェアーな謎解きである点はまさに王道ミステリー。短いけど読み応えがあった。2015/02/25

🐾Yoko Omoto🐾

131
「死者のあやまち」の原型となった中編だそうだが、そちらは未読のため予備知識なく楽しんだ。クリスティ作品らしい登場人物の多さではあるが、物語の中でそれぞれが明確な役割を担わされておりその描き分けはいつもながら見事。登場人物たちが交わす何気ない会話の至るところに周到に織り込まれている事件解明への手掛かりは流石の巧さとしか言いようがなく、時代が変わっても犯罪に通底している一番の動機は悲しくも愚かしい欲望であるのだということをまざまざと見せつけられた。ポアロと犯人との最後の対話からの幕引きが物悲しい余韻を残す。2015/01/16

ふうらいぼう

84
本文が約120ページぐらいでわりとすぐに読み終われます。アガサ・クリスティーのミステリーをはじめて読もうと思ってるけど、まずは短くてすぐに読めてしまう作品がいいという方におすすめです。田舎のお屋敷で殺人犯人探しゲームを開催したら本当に殺人がおきて...というストーリー。なかなか面白かった。この作品は近年になって発見されたクリスティーの中編。長編『死者のあやまち』の原型となった作品です。2015/10/31

yu

73
Kindleにて読了。ポアロシリーズの「死者のあやまち」の原型となる中篇。「死者のあやまち」は既に読んでいたため、あらすじ万全状態での読了。長編で読んでしまうと、人物描写やこまかい背景がふんだんに盛り込まれている分、中篇はやや物足りなさを感じる。2018/05/04

Natsuki

64
アガサ・クリスティーの死後40年近く経ってから発見され、2014年に刊行された名探偵ポアロシリーズの中篇作品。祭りの余興である犯人探しゲームで起きてしまった殺人事件。中篇ですが、登場人物の多さに降参?ガイド役のポアロに頼りきって、流れのままに読みました。所々引っ掛かる部分はあるものの、結びつけて考えるまでには至らず。名探偵の謎解きに感心しきり? 巻末で紹介されているアガサ・クリスティーのプロットの一部が興味深い。アイディアの泉ですね。2017/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9146389

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。